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本の紹介 フランクル 夜と霧  内なる幸せ

30代前半までは

例えば、

○○資格をとって働く!
年収○○○○万になる!
こんな人と付き合う、結婚する!
〜に住む!
〜を手に入れる!

といった外側の目標を掲げて生きることをしました。

結局、疲れ果てて絶望しました。

薄々自分にはそういった生き方が向いてないと気がついていたけれど、それをすれば実際に幸せになれるかを体験したかったからかもしれません。

目標とした外側の幸せを手にはいっても、満足できず次なる幸せの目標を追い求めたり、 
良いとか悪いとかにふりまわされ、
もし目標のものが手に入らなかったり、叶わないとなると、一喜一憂し、たちまち不幸になってました。

また、そのような目標の価値観は、人から得た価値観であったり、人との比較の中で良いや悪いとされるもので、自分の本質には実はあてはまらなかったり、本当のところ欲しくないものだったりしました。




わたしの好きな心理学者のひとりに、フランクルがいます。

『夜と霧』を書いた心理学者ビクトール.E.フランクルは、ナチスドイツにユダヤ人だったために強制収容所に入れられました。

その中でさまざまな人や自分自身をみつめ、いつガス室に入れられるかわからない極限状態の中でも、人間の内にあるものは奪われないと分析しました。

たとえ外側の環境がどんなに恐ろしい状況であっても、人間の内は自由で、思いで幸せになれる。

印象的だったのは、フランクルが収容所の中で、未来の自分が教壇にたち聴講者に向かって、過ぎた収容所の体験を語る姿を想像しているくだりです。

その話しを読み、出来事に対する自分の思い方次第であると思いました。

環境や他者や外側にあるものを原因とせず、
自分の内側で幸せな自分を作っていく
自分を幸せにするほうへ思い方を変えていく。

想定外の喜べない状況をどう面白がるか、今あるものへの感謝をわかし、気持ちが楽になるほうへどう自分の思いを変えていくか。

いま、あってもなくても幸せ、叶っても叶わなくても幸せ、良いも悪いも超えたところで喜べる自分を目指しています。







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