あんこ日記②飛び散るゴマをかき分けて、あんことご対面
「あ~ゴマが散らばっちゃった」
どうにか上手い食べ方はないものか?
まぁ、片付けはあとにして、
食べてしまおう!
揚げたゴマの香りがいい。
持ち上げると途端に、ゴマが散らばる。
少し油分がしっとりしている。
口で千切ろうとすると、
ずぶっと本体に歯が沈む。
ゴマ団子独特の歯応えだ。
少し伸びるがお餅ほどではない。
いい具合に千切れる。
やがてあんこと対面。
おはようございます!
そこからは、
パクパクパクパク
早かった。
対面するまで、
じっくり待つのも楽しみのひとつだな。
食べ終わると、皿の上には
ゴマたちが食べられるのを待っている。
指でゴマを抑えて、
パクッと食べる。
プチっとなるゴマ。
そのまま喉を通過するゴマ。
歯に挟まるゴマ。
ゴマ差万別といったところか。
たまに食べたくなるゴマ団子。
ゴマまで残さず食べてあげよう。