春の嵐でもめげずに行ってよかった!「ほとけの国の美術」@府中市美術館
安定しない春のお天気。。。
「この日は絶対に、念願の府中市美術館へ行くゼ!」と決めていた日に、なんと春の嵐が到来。暴風雨の中、行ってきました。
私は初来館だったんですが、毎年「春の江戸絵まつり」という企画で展覧会をされているんですかね?今年の企画は「ほとけの国の美術」とのこと。
タイトルにそそられて来ちゃいました。
いざ入館〜!
天井高くて広いです。
いいなぁ、こんな美術館が近所にあったら。。。
一章 浄土と極楽
入って早々、「マジか!」ってなりました。
なんと、京都「二尊院」の、土佐行広《二十五菩薩来迎図》(室町時代)が、後ろの襖ごと、17幅、展示されてるんです!超びっくり!!
ガラスケースに張り付いて、まじまじと眺めました。なんてったって、外は嵐で来館者が少ない!思う存分鑑賞できます。しかも見れば見るほど、すごい、、、菩薩の衣装は截金のようで、本当に美しかったです。いつまでも見てられる!
土佐行広は、やまと絵の「土佐派」の創始者と言われているらしいですが、詳細は不明。そんな人の作品を拝めただけで「来て良かった!」と思っていたんですが、この後の展示も見応えたっぷりでした。その一つを挙げるならば、京博から《柳橋水車図屏風》が来ていました。(※前期展示のみ、4/7(日)まで)
宇治の橋を渡ったら平等院鳳凰堂か。私、京都出身だけど、平等院に行ったことないんです(そもそも宇治に用事がない)。一回ぐらいは、行っておかなきゃダメですよね。
いやぁ〜〜、つかみが凄かった。
なので以下、ザザッと説明します。
二章 禅が教えてくれること
禅宗についての絵が展示されてました。禅宗広めた達磨さんの図があったり。墨で書かれたものが多かったです。うん、水墨画、確かになんか、禅っぽい(個人のイメージです)。ここで見た甫雪等禅《叭々鳥図》が可愛かったです。(※前期展示のみ、4/7(日)まで)
三章 古典美としての仏画
こちらは「おお、知ってる!」という画家が描いた仏画の展示でした。狩野探幽、鈴木其一、酒井抱一、など。みんな挑戦したのか、依頼があって描いたのか?仏画は描けたらかっこいいですもんね、憧れます。
四章 ほとけの国の人気キャラ
寒山拾得、布袋さま、観音さま、羅漢さん、など、親しみやすいキャラクターがたくさん展示されていました。ここではやっぱり、葛飾北斎の《布袋図》が、なんかもう、放ってるオーラが他と違っててヤバかったです、、、。(※前期展示のみ、4/7(日)まで)
五章 円空の仏像
もしかしたら、円空仏ちゃんと見たの初めてかも?アレ?どこかで見たか?いや、思ってたよりデカいなと思ったから、初めてか???と思いながら鑑賞しました。ちなみに木喰の像もありました。
六章 涅槃図と動物絵画の時代
ここでは鎌倉時代の仏涅槃図の横に、上田公長《芭蕉涅槃図》(江戸時代)ってのが展示されていて、これには微笑んでしまいました。芭蕉が涅槃に入って、周りで泣いてる人たちが描かれてるんですが、芭蕉に詠んでもらった動物たちも集まって泣いてるんです。動物たちの悲しみの表情がなんとも絶妙で、グッズでこれのタオルあったら即買いですね(ないけど)。(※前期展示のみ、4/7(日)まで)
それと、柴田義董《動物図押絵貼屏風》、これも見応えありました(デカいし)。ガラス越しではなく直に鑑賞できるので、筆の流れをしっかり見ることができます(画像なくて申し訳ない)。柴田義董は京都の四条派の絵師とのこと。他の作品も見たくなりました。
一章のボリュームと内容が凄すぎましたが、所々に「かわいい」「楽しい」「面白い」が散りばめられていて、最後までしっかり鑑賞することができました。前期と後期で作品が結構入れ替わるみたいなので、もう一回行こうかなぁ〜、と思っています。
次は晴れますように〜