小さな声だとしても
みんな平和を願うのに。
どうして、こうも赤い雨が降るのだろう。
あの人の言葉はあんなに綺麗なのに。
どうして、倒れるのはいつも違う誰かの大切な人。
それぞれの正義。
それぞれの守りたい人質を取られながら。
それぞれの世界で戦っている。
一生懸命に毎日。
今日も。今も。
こんな小さな声ひとつでは。
大きな世界は変わらないのかもしれない。
それでも。
同じ空の下、今も一生懸命に戦っているあなた。
そう。
あなたの一時だけでもいい。
どうか、あなたの世界が優しくあたたかであるよう。
この平等じゃない世界で、和める時間があるように。
小さな声に願いを込めて。
いつもありがとう。
あなたの世界が平和でありますように。