生命のエンジンと出会えたこと~私にとって『小説を書く』とは~:談話室#27日目
こんにちは、冬原水稀です。
漫画、アニメ、映画、等々、「好きなもの」を紹介してきた私ですが、今回は「好きなこと」を紹介します。
ズバリ、「小説を書くこと」です!!!!
キッカケ
そもそも、創作を始まりはすご~~~~く拙い漫画でした。
今思えば、私は漫画を買う環境になくそれほど漫画を読んだことがなかったのにどうして漫画から始まったのか(笑)
たぶん、憧れがあったのですかね。
そして今から約10年前、小説を書き始めました。
ここの題目を「キッカケ」としましたが、実はキッカケはよく覚えていません。何となく「文字で物語を書きたい」と思ったのでしょうか。
一番最初に書いた小説は、ファンタジー要素ありの「子ども成長系小説」でした。今も少しファンタジー要素あり+日常をよく書くので、その原点を感じますね。
それから、まだ単純な楽しみとして小説を書いていました。
私にとって重要な意味を持ち始めたのは、書き始めて数年してからです。
私は、自分の「口に出せない思いや哲学」を文章にこめるようになりました。
というのも、私は誰かの反感を買うことに怯えて、自分の思っている「本当」を言うことが苦手で。哲学を語るにも「そもそも語るものじゃないか……」と諦めてしまって。
しかし燻ぶった思いも、文字なら書ける。
そのことに私はすごく安心しました。身内のごく一部にしか見せない小説、物語。そこは私の心の拠り所となっていったのです。
現在の活動
今は皆さんご存じの通り(?)、SNS向けや公募向けに小説を書いています。
主ジャンルは現代ファンタジーや児童文学です。
メインの活動場所はここ!
メイン創作とも呼べる連載も持つようになって、創作がより楽しくなりました。
そしてこうして外部で活動し、他の方や創作と関わってきて、私の創作への姿勢も少しずつ変化しました。
「自分のため」という独りよがりから、「伝えたい」という思いが加わったのです。
今更と言えば今更ですが(笑)
読んでもらえて、物語に共感してもらえるということ。それは「自分の思いを昇華している」という私にとって、「自分に共感してもらえる」という術でした。
けれど共感してもらえるだけでなく、何かを残すことができたら。
私の小説が誰かの「大切」になれたら。
そんな素敵で強欲な考えが、今の私の創作にはあります。
少なくとも私の中ではそれは成長だと思っていて、今この姿勢を信じて、今もずっと書いています。
これからは?
かつての私にとって小説とは「自分の感情を昇華する」ためのもの。そして今は、「同じ思いを持つ誰かへ贈るもの」「違う思いを持つ人へも届くような物語」を目指して。
自分の作風を模索しながら。
「届けるための工夫」にも目を向けながら。
これからも書いていくと思います。
悩みぬきながらも、やはり「書きたい」という思いは強くて。今や私にとって「小説を書く」とは、趣味であると同時に「生命のエンジン」だと思っています。
そんなものと出会えたこと、私は幸せだな~と。
大袈裟ですが、そんなことを思うのです。
ということで、今日は「小説を書く」という行為の紹介でした。
紹介というより、自分語り……?
まぁでも、noteやエッセイってそんなものですよね。私の生命のエンジン、誰かに届けることができたなら幸いです。
ではまた明日🔴
冬原水稀(💬Twitter)
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