サツキマスを釣ることは、、6
先日、今シーズン2回目のサツキマス釣行へ行った
水量が前回よりも減っていたので、やや下流部に入川
程なくして他の釣人が来て、「サツキですか?」と聞かれた
「はい」と答えて立ち話
あの場所でこの時期ルアーを投げる物好きはサツキマス狙いしかいない
僕もそうだけど、広い河原で人に近くで会うと必ず挨拶をする
その人が釣り目的なら「サツキですか?」と聞き情報交換をし、ポイントの譲り合いをして気持ち良く釣りが出来る
河原を散歩してるだけの人であっても、世間話や宮川のことなど普段よりゆったりと話せたりする
なかなか釣れないし、心にヒビが入るような苦行のようなサツキマス釣り
気づいていないM的な充足感でもあるんだろうか?
おかしなもので、たくさん釣れてたら、もうやっとらんだろうな
一匹を求めてるだけなんだけど、川へ足を運ぶ理由が何かある
ユラギの音?やマイナスイオン?、ただただ水の流れを眺めること
普段のなにごとかをニュートラルにしてくれる、、癒やしみたいなもので
大水で崩れて埋まった川が、また元の形にゆっくりと復元しようとするように
川の流れに求めるものがある
そして川や堤防で出会う人達はその瞬間同じ様な波長を感じたりもするのです
上流部本流、元に戻りつつあるが川床は以前ほど川虫を育んではいないかな?
平成16年9月29日以降を考えたら順調な回復具合。
河原で会った人の道糸にはスプーン(ルアー)が結んでありました
その事には触れずとも、きっちりと他人の使用ルアーはチェック
この人は昨年サツキマスを釣ったらしく、釣れそうなオーラがぷんぷんと漂っておりました
そうです、サツキマスは一匹でも釣ったらWINNERなんです
宮川での釣果情報は少ないので、現場で聞く一匹釣れた話は活力をくれます
今回のポイントも相変わらず生命感に乏しく
大きな真鯉が達観したような風情で、私の前をゆったりと行き来するのみ
サツキマスがいれば必ずここを通過するんですけどね
今はいないか?行ってしまったか?
おそらく今後通過するんだと想像しています
やや魚の気配を感じるのは少し下流の淵、ボラがジャンプしています
瀬から淵への境目を狙ってスプーンを連投、気配はなし
以前に釣れた変なカラーのシンキングペンシルをゆっくりと引いてみた、、
おっ、、魚のチェイス!
再度キャストし、足元までチェイスした魚はボラと判明
ボラがサツキマスに見えなかったのは、まだ3月の始まりだからなのでしょう
まだ心がヤラれてないようで、妄想幻覚の類は今のところ大丈夫 笑
以前、水中のレジ袋がサツキマスに見えてルアーを投げ続けたこともあり気をつけないと
そしてよく観察すると辺りはボラだらけ
サツキマスは混じっとらんわなー
チェイスするのは大きめのボラだけ
ボラってルアーで釣れたっけ?
試しにルアーをスプーンへ変更
色や形状を替えて連投
スプーンには全く反応なし
スピードとか動きの問題かな?と悩みつつ、例のシンキングペンシルへ
すると大きめのボラが反応するんですね?
最近はシーズン早期はほとんどスプーンを使用
ボラでは参考にならないけれど、魚に相手にされなかった僕のスプーン
このままでいいのかと今後が心配になりました
BSスカパーの無料放送を録画した村田基さんのキングサーモン釣りを観なおして出直そうと思った次第です。