サツキマスを釣ることは、、2
今まで訪れ釣りをした河川は
宮川、櫛田川、大内山川、北山川、吉野川、熊野川。
中でも櫛田川は宮川と近いこともあって何度も通った川です
ただこの川はダムからの放水をダムの水位の低い位置から流すためか
水に含まれるミネラル?が多すぎて富栄養化が過ぎるように感じます
そのため川虫も大きく豊富でアマゴの成育もいい
宮川上流管内で尺アマゴを釣ったことはないのですが
櫛田川は割と大きな魚が釣れるイメージですね
それとダム下流の水は濃い緑色で美しさでは微妙なところ、、
櫛田川もサツキマスが戻ってきてるのでしょうけど
下流部に堰堤が多いので、釣りの対象としては期待していません
せめてもっとマシな魚道を作ってくれたらいいのに
蓮ダムのバックウォーターで34cm(2019年これはスプーンにて)
熊野川は遠いのと単発釣行ではポイントが絞れなく一回行ったのみ
いつかの釣り雑誌にてルアーで59cmのサツキマスが釣れた記事があったり
沖の定置網にこれからサツキマスに成長するであろうアマゴが入ることがある話を聞いたこともあり
ポテンシャルは高い河川なんでしょう
宮川のサツキマス釣りはアマゴと同時進行ながら回数を増やしていきました
宮川漁協は上流と下流で2つあり、サツキマスは三瀬谷ダムより下流を狙うことになります
3月の解禁から5〜6月頃まで?
8mの延竿に0.8号のハリス、デカめのキジ(ミミズ)
相手をしてくれるのはカワムツ、ウグイ、ニゴイ、たまにナマズ
中下流の本流は基本アタリが少ないので漁信自体は楽しいのですが
50〜60cmのニゴイが続くと腕がパンパンになり閉口してしまいます
ある時カワムツが釣れ、流れで泳がせていると
突然水面にバシャッと釣れたカワムツを捕食するライズ!!
反射的にアワせたので逃したのですが
「あれは間違いなくサツキマスやったな」と、この釣りあるあるの妄想が、、
信じたポイントに何度も餌を打ち返し、そこに必ずやサツキマスいると自分に思い込ませ、ひたすら粘る
これがサツキマス釣りの基本、、折れない心が欲しい
なんかの修行のようであり、やや病的な行為だったり
「何釣っとるん?」よく聞かれたりして「サツキマス」と答えても反応は薄かったり
長良川ならサツキマス釣り自体が風物詩みたいなもんでしょうけど
宮川にはサツキマスは何匹帰って来てるのだろう?
ほんまにサツキマスは宮川におるんかーい?
名人と呼ばれた恩田俊雄さん、細山長司さんの本を読んで技術と心得は習得したつもりなのですが、とにかく釣れん、、
野田正美さんのVHSビデオも観て研究したのに、、
通っているとルアー釣りの人に河原で何度か会うようになります
釣果を聞いてみるとポツポツ釣れてるらしい、、
釣れた場所は教えてくれないですけどね
渓流や川釣りでは自分で開拓して釣れたポイントは教えないもんです
大きな海とは違い、川は狭く魚の数も限られてくるから
でも僕は厚かましく聞きます
そうするとたまに教えてくれる人もおるんですねえ
まぁその場所に行っても、結局釣れなかったんですが
一級河川の宮川は中下流部でも普段の流れはそんなに太くありません
それでも延竿を振り回す釣れない日々が続くと、8mの延竿が楊枝の棒のように思えてくるようになりました。