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【まちづくり】岡崎市54億円超の黒字! 財政的に豊かだが余裕があるわけではない

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。
家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、2012年から2020年まで岡崎市の公務員として勤務していました。2023年度の決算が発表され、約54億円の黒字収支でした。

◯ 岡崎市の財政状況は豊か

岡崎市は全国で比較しても、上位に入るほど財政健全度が高いまちです。
地方自治体の財源不足を補う普通交付税を、国から受けずに財政運営ができる自治体、いわゆる「不交付団体」でもあります。

この不交付団体は全国でも72市町村しかありません。5%程度です。

自動車産業や商業圏が広いからこそですが、この豊かさが実際にどういったことかを数字でみることができます。

令和5年度・2023年度の決算の概要が岡崎市公式サイトで公開されています。

「一般会計」は、54億8030万円の黒字となりました。

歳入決算額は1,520億1,000万円、歳出決算額は1,436億243万円で、歳入歳出差引額は84億757万円となりました。ここから、翌年度へ繰り越した事業の充当財源を控除した純剰余金は54億8,030万円で、前年度対比75.7%となりました。

◯ 豊かではあるが、余裕はない

54億円の黒字だったことが「すごい!!」ととらえることもできます。一方で、54億円分、もっと市民サービス向上に使うことができたとも考えられます。

もちろん、財政調整基金に積み立てていく必要もあります。2年連続で財政調整基金を切り崩している現実もあります。元 公務員であるからこそ、いろんな自治体職員の声も聴いています。

「2024年度・令和6年度の予算は、ここ数十年で最も厳しい状況だ」という声もきいています。財政調整基金を切り崩していけば、なんでもできるんでしょうがそういうわけにはいきません。

「目の前のことばかりに囚われすぎて、未来への投資ができていない」
「国からのお金をとってこれないため、見た目ほど余裕がない」

そんな声がたくさんあります。

財政的に豊かなまちですが、決して余裕があるわけではありません。

◯ 税金を、予算をどう活用するか

岡崎市は約1500億円のお金の予算があります。(一般会計ベース)

47%、711億円が市税(市民税・固定資産税等)です。

この1500億円を令和5年度・2023年度に何に使ったかも岡崎市『令和5年度 決算状況について』で公開されています。

福祉分野への支出である「民生費」が40%、568億円をしめており今後ますます増加が見込まれています。

◯ 稼ぎ続けるまち、岡崎市へ

今後、福祉分野への支出である「民生費」は増加の一途です。高齢化社会の到来により、高齢化率が高まることにより増加していくことが見込まれるためです。

これを削ることは現実的ではありません。

「稼ぐ」必要があります。増税する、と言いたいわけではありません。
増税せずに、稼ぐまちをつくる。

自動車産業の力強い民間企業たくさんあります。トヨタ自動車関連の企業をはじめとする製造業の企業がたくさんあります。自動車産業に強く依存している状況があります。

だからこそ、豊かないまのうちに新しい産業、新しいビジネスを生み出し続けていく土壌を整える必要があります。

愛知県 STATION Aiや名古屋市のNAGOYA INNOVATOR'S GARAGEをはじめとするスタートアップ支援とも連携しながら、岡崎市の企業が日本中の、世界中のスタートアップと連携・共創ができる機会をつくり、「モノづくりの強みxスタートアップ」「観光資源xスタートアップ」といった様々な掛け合わせを生み出していく。

社会が、経済が変化したとしても売上を、雇用を、所得を伸ばし続けていく土壌を整えていく必要があります。

働きたい、稼げる仕事を岡崎市からつくっていく必要があります。

これは決して自治体だけでは実現できません。民間企業に対して補助金を出すこと以外にも実証実験のフィールドを提供することや各種行政的な支援を実施することで自治体と企業とが一緒になって新しい産業、新しいビジネスを生み出し続けていくことができます。


「新規事業の成功確率は千三つ」(1000のアイデアのうち、実現するのは3つ)という言葉があるほど低いといわれます。

だからこそ、決死の覚悟で一か八かで経済状況がヤバくなってから博打的に実施しても意味がありません。豊かさがある、余裕がある時に投資として実施する必要があります。

新しいチャレンジ、新しいトライを応援し続けられるまち岡崎市を。997の「失敗」ではなく「経験」とし「さぁ、次だ!」と応援できるまち岡崎市へ。

さぁ、共創だ!



◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

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