2020年夏アニメ感想&ランキング
①夏アニメ感想
お気に入りの3作品について。
放課後ていぼう日誌
まずなんといっても動画工房の手掛けるハイクオリティの作画が印象的。魚や背景などが細部までこだわって描かれており、魚を捌くシーンや後方確認など釣りをする際の細かい動作、虫エサのウネウネ感など動きの面でも抜かりない。キャラ作画に関しても優秀で、主人公を始め各キャラがとても表情豊かであり、日常系萌えアニメとしての可愛らしさも十分に味わえた。
脚本では、主人公・陽渚(ひな)の釣り初心者という設定が非常に活きており、初めは乗り気ではなかった彼女が徐々に釣りの魅力に取り憑かれその楽しさを知っていくという過程がしっかり描かれていた。また、救命講習や堤防のゴミ拾いなど、安全やマナーといった要素も取り入れており、この作品の釣りに対するリスペクトが伝わってきた。
さらに、キャスティングにも強いこだわりが感じられ、熊本の方言を話すキャラには、脇役であっても必ず地元出身の声優を起用している。その中でも篠原侑の低音ボイスは新鮮であり、彼女の新境地を見た気がした。
とにかく丁寧に作り込まれた本作はただの日常系ではない、それ以上の上質さを感じた。
魔王学院の不適合者
~史上最強の魔王の始祖、
転生して子孫たちの学校へ通う~
とにかく主人公・アノスが魅力的で、視聴後の爽快感が素晴らしい。
なろうにありがちな無双展開ではあるものの、彼の魔王らしい上に立つ存在としての人柄のおかげで全く不快には感じない。家族や自らを慕う者への慈愛の深さ、敵対する者への容赦のない振る舞い、戦闘力では絶対的に自分より劣る勇者の心の強さを認め敬意を表する姿勢、どこを取っても魅力の塊である。
勿論、圧倒的なパワーで無双するシーンも面白い。木の棒でライバルと熱いバトルを繰り広げたり、心臓を貫かれても意に介さなかったりと、まさに魔王級の強さ。一見ギャグにも見えてしまうが、その全てに納得してしまうほどにアノス様は強すぎる。
良い意味で頭を空っぽにして楽しめる痛快な作品。
ジビエート
未だかつて三味線の音色が聴こえただけで笑いが込み上げてくるアニメがあっただろうか。それがジビエートである。
この作品には、他にはない独特のセンスがある。そしてそのセンスは設定や脚本、BGMなど様々な部分に作用している。それらがシリアスな世界観と化学反応を起こし、究極のギャグアニメと化した。
ランキング上では最下位となっているが、ジビエートの持つ魅力は他の作品とは全く違うところにあるため、順位には縛られないオンリーワンの作品といったほうが適切かもしれない。逆にジビエートのようなアニメがいくつもあっても困ってしまうが。
とにかく笑いたいという人には非常にオススメ。クソアニメを愛する人種にとっては大好物になり得るだろう。
②推しキャラランキング
夏アニメに登場したキャラクターの中から自分の本能に基づき作成。
なお、戸塚彩加(俺ガイル)は殿堂入りのため、ランキングからは除外。
第5位 ミーシャ・ネクロン(魔王学院の不適合者)
サーシャよりもミーシャ派。銀髪キャラが好きなので。
第4位 比企谷小町(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完)
単体での可愛さというより、八幡との掛け合いでの面白さが◎。
第3位 若草萌萎(ド級編隊エグゼロス)
マスクが落ちるシーンが最高。彼女を見ているとHネルギーが溜まる。
第2位 桜沢墨(彼女、お借りします)
コミュ症可愛い。単純にこういうキャラが好き。
第1位 更科瑠夏(彼女、お借りします)
主人公好き好きオーラ出しまくるところが可愛過ぎる。あと、巨乳ニットも良い。なおぼうの演技も良い。
③夏アニメランキング
第27位 ジビエート
第26位 日本沈没2020
第25位 ゴッド・オブ・ハイスクール
第24位 食戟のソーマ 豪ノ皿
第23位 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
第22位 A.I.C.O. Incarnation
第21位 あひるの空
第20位 ド級編隊エグゼロス
第19位 BanG Dream!ガルパ☆ピコ 大盛り
第18位 うまよん
第17位 Lapis Re:LiGHTS
第16位 富豪刑事 Balance:UNLIMITED
第15位 ソードアート・オンラインアリシゼーショ
ンWar of Underworld
第14位 炎炎ノ消防隊 弐ノ章
第13位 GREAT PRETENDER
第12位 フルーツバスケット 2nd season
第11位 モンスター娘のお医者さん
第10位 ピーターグリルと賢者の時間
第09位 とある科学の超電磁砲T
第08位 彼女、お借りします
第07位 天晴爛漫!
第06位 デカダンス
第05位 宇崎ちゃんは遊びたい!
第04位 魔王学院の不適合者
第03位 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
第02位 Re:ゼロから始める異世界生活
第01位 放課後ていぼう日誌
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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