リラクゼーション集客と売上アップ対策で成功するためのチェックポイント
リラクゼーションサロンの集客や売上で悩んでいませんか?
売上が落ちてきた時に、見直すべきチェックポイントがあります。
それを知って、正しく改善すれば、売上を上方修正することが可能となります。
チェックポイントと改善法をお話ししていきます。
集客と売上に関するチェックポイント
4つの中で、どこの数字が下がっているのかを知る
リラクゼーションサロンの売上は、
・客数
・リピート率
・客単価
・来店頻度
で成り立っています。
売上が悪い時には、この中のいづれかに原因があるので、見つけてください。
毎月の数字を出していれば、比較することで原因を見つけることが出来ます。
大雑把な運営ではなく、数字を出すことで、毎月のサロンの傾向を把握しましょう。
新規客が減っている
新規客が減ってきている時には、販促媒体ごとの集客率を確認しましょう。
例えば、チラシとホームページから集客している場合、両方の集客率が落ちている場合もあれば、いづれか片方だけ落ちている場合もあります。
それを明確にして、改善が必要な方、もしくは両方を改善します。
・チラシの配布数と集客率
・ホームページやブログのアクセスと集客率
などを出して確認します。
原因が見つかり、改善する時には、全てを大幅に変えるのではなく、
「キャッチコピーだけを変える」
「デザインカラーだけを変える」
「目立たせるポイントを変える」
といったように、一部分だけを変えることをお勧めします。
そうすると、集客率がアップしてもダウンしても、それが原因だったとわかります。
大幅に変えてしまうと、さらに集客率が下がった場合、何が原因だったのかが見つけにくいので、どこを改善したらいいのか見つけにくくなります。
リピート率が下がっている
リピート率が下がっている時のチェックポイントについてお話しします。
・ターゲットを集客出来ているか
サロンに合った客層(ターゲット)を集客出来ていないと、ご新規様が増えても、リピート率は伸びにくいです。
施術接客が良くても、お客様が望んでいたものと違えば、離れていきます。
適切なターゲットを集められるチラシやホームページになっているか、中身を確認しましょう。
・トンマナを揃える
販促媒体とサロンのイメージがあっているかを確認しましょう。
例えば、店舗のイメージカラーが緑なのに、チラシやホームページのデザインが赤だったりすると、見込み客が来店した時に、違う印象をうけます。
印象を統一することで、サロンに合った客層を集客することが出来ます。
・ターゲット選定が間違っていないかの確認
事前に決めていたターゲットを集客出来ているのに、リピート率が伸びないことがあります。
その場合は、ターゲット選定が間違っている可能性があります。
あなたのサロンを気に入って通ってくれるであろう客層を見直す必要があります。
常連さんは、どこを気に入って通ってくれているのか?
アンケートやお客様との会話から情報を得て判断しましょう。
・再来店に繋がる口頭でのお勧めや予約の勧め
お客様にとって、イメージ通りのお店で、施術接客に満足しても、再来店しないことがあります。
それは、習慣になっていないため、お店の存在を忘れてしまうからです。
それを回避するためには、施術中や施術後に、
「一週間に一回くらいのペースで通えると、疲れがたまりにくいですよ」
「腰がかなり固いので一週間に一回くらいのペースでほぐせるとかなり楽になると思いますよ」
などと口頭でのお勧めも効果的です。
お客様は、施術を受けることになれている人ばかりではないので、セラピストの提案は貴重な意見として聞いてくれます。
お客様にとって最適だと思う提案をしてあげたり、次回の予約をお勧めしたり、その場で予約を入れてもらう提案も有効です。
・イベントやサービスなどの仕掛け
イベントを有効活用することでリピート率を上げることが出来ます。
例えば、
「毎週火曜日の10分延長サービス」
「毎月10日のポイントサービスデー」
などのイベントがあれば、その日をお伝えして、再来店を促したり、「イベントの日は混むこともあるので、事前予約をお勧めします」といったことを口頭で伝えて、予約に繋げることもできます。
定期イベントだけではなく、例えば、「2週間以内に再来店すると使える10分延長サービス券」などをお渡しすることで再来店に繋げることが出来ます。
・施術接客の質の低下
施術接客といった基本サービスの質が低下していることも当然、リピート率低下につながります。
施術の練習は、常日頃から行っていたほうが良いです。
日々の仕事に慣れてくると、施術の型が少しづつ崩れていく場合があります。
セラピストどうして練習したり、店長に受けてもらい、問題点はないか確認しましょう。
自分では、上達しているつもりでも、実は下手になっていて、お客様からも「前のほうが良かったなあ」なんて思われている可能性もありますからね。
接客も大事なポイントです。
親切丁寧な接客を行うことは当然ですが、施術をするお仕事ならではの接客もあるので、自分の接客に自信が無かったり、お客様からの指名が入らずに悩んでいる場合は、下記のページで具体的な方法を確認してみてください。
客単価が伸びない
客単価を上げる基本形は
「ロングコースやセットコースを受けてもらう」
ということです。
ロングコースやセットコースを理由付きで口頭でお勧めすることが大事です。
お客様には、ロングコースやセットコースを受けるきっかけを与えるだけで、無理強いするものではありません。
施術中に、その後の時間の予約が入っていなければ、延長を促してみるのも大事なことです。
サービス券やイベントを有効活用
サービス券やイベントを活用して、ロングコースやセットコースを受けてもらう機会を作る方法も有効です。
例えば、
「60分以上のコースを受ける場合に使える10分延長券を渡す」
「セットコースを受けた場合、どちらかのコースが10分延長になるイベント」
といったように、客単価アップに繋がるサービスやイベントを行い、お客様に、口頭でもお伝えしてあげます。
ポイントカード
ポイントカードを利用して客単価をアップさせることもできます。
ご利用金額に応じて、もしくは、受けたコースの分数によってポイントが変わる場合は、ロングコースやセットコースを受けたほうがポイントは早く溜まります。
「次回、60分以上のコースを受けると、ポイントカードが一杯になりますね」
「今月の10日は、ポイントサービスデーなので、この日にロングコースやセットコースを受けるとお得ですよ」
などの提案が有効になります。
物販
施術以外でも、物販で客単価を上げることが出来ます。
マッサージグッズやリラックス効果のあるお茶、快眠できる枕などは売れやすいです。
ただし、施術がメインなので、物販をお勧めしすぎて、お客様に不快な思いをさせないように気をつけましょう。
来店頻度
来店頻度も客単価と同様に、無理にアップさせる必要はありません。
お客様には、各々のペースがあるので、それを理解したうえで有効な対策をしましょう。
ポイントカード
ポイントカードが無いサロンもあると思いますが、ポイントカードがあると、ポイントを貯めるために、沢山通うといったお客様も増えるので、導入したほうが良いと思います。
サービス券
10分延長券や割引券などは、リピート率を上げるためだけではなく、来店頻度も上げる効果があるので、「今月いっぱい」「本日より2集会以内」といったように、期限を設けると有効です。
イベント
毎週、毎月といったように定期イベントがあると、それをきっちりと告知しておくことで、お客様は通ってくれるようになります。
来店頻度アップに繋がるので、イベントを行うだけではなく、お客様に、販促媒体や口頭でしっかりとお伝えすることが大事です。
客数や売上が伸び悩んでいる時の見直しチェックポイントをお話ししましたが、サロンの運営状況が悪い時には、必ず原因があるので、それを見つけるところから始めましょう。
問題のない部分を修正しても、改善しないどころか、改悪になる場合がありますからね。
繁盛しているサロンの具体的なノウハウが体系的にまとめられています
リラクゼーションサロンの集客だけではなく、売上アップを含め、長期に渡り安定運営が出来るサロン運営のやり方を完全解説しています。
わたしのサロンもこれをきっかけに軌道に乗りました。
このページでお話ししたことの具体的なやり方も載っているので、あなたのサロンでも、
「客数や売上が落ちているが原因が分からない」
とか、
「原因はわかっているけれど、どうやって改善をすればいいのか分からない」
という状況にあるのなら、このノウハウで完全打破できると思います。
正しい対策は、正しい結果を生み出します。