今をいきる子どもたちへ

これを書いている、ひが、という、三児+40代+母親+会社員からのメッセージです。

小学校受験、中学受験等、幼少期からの早期教育で戦わなくても、人生は長いし、人生こそ日々勉強なので、どうか、小さい頃から、がんばらないでください。

近年の早期教育は、情報過多で目に余るものがあります。少子化なのに受験競争が過熱しているのは、親と塾産業と学校運営側の問題です。こどもはその駒です。もしかしたら犠牲者かもしれません。

偏差値の意味が分からない、統計学を知らない子どもに、偏差値をつけることに違和感があります。
定期テストの点数順に席順が決まることに、子の人権侵害だと思います。
塾のプリントや教材が背の高さを越えるまで積み上げる謎の写真も、怖いです。紙はやがて劣化します。努力は、本番で発揮されなければ見えないシャドーワークです。

私自身は、子どもに、努力しろ、とは言いません。結果を出せ、とは言います。
悲しいかな、努力は必ず報われるわけではないので。
努力すれば大谷選手になれるなら、誰でも努力すると思います。

人生、色々あります。運もあります。出会いもあります。だから、受験勉強を100%の全力で出し切ると、あとで燃え尽きるかもしれません。受験は手段であって、目標ではないです。その受験機会を利用する、くらいの心持ちで充分です。

受験しなくてもよいです。あなたの目標に向かって、あなたが結果を出せばよいだけです。
結果とは、点数化できるものとも限りません。総合的に、あなたが前よりも成長していればOKなのです。

あなたの目標が、あなたを苦しめるものにならないように。
親との関係で行き詰ったり、受験勉強のせいで追い詰められたときは、匿名で相談できる窓口を検索してみてください。文部科学省や法務省や児童相談所、お住まいの自治体など、様々な機関が子どもの声を受け止めてくれます。子どもの意見、は法的に尊重されます。

大丈夫、私は、小、中、高校、10代まで、全部しくじりましたが、その反動で、真剣に学ぶことで挽回できたので、いつでも下剋上はできます。今を生きるすべての子どもたちへ、応援しています。


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