気になるあの人を落とす⁉香りの活用方法を臭気判定士が手短に書いてみた
臭気判定士してました。
某消臭剤のCMに登場する、「におわな~い」と言っている、おばあちゃんをイメージしてもらえればいいかなと。
臭気判定士と言っても、多岐にわたる仕事がありますが、僕の場合、とにかくくさい臭い、リアルの人の体臭などを嗅ぎまくって、それを消臭する研究をしていた時期があります。
想像できますか?
言葉に表現できないほどの、臭くて、叫んで、もだえて、鼻センサーがバカになって、鼻が取れたことを。
が、その一方で、いい匂い、香りについての研究もしていたので、香り初心者向けの小ネタをサクッと書いていみます。
香りの効果は、まだ解明されていない?
僕たちが生活する上で、におい・香りを嗅ぐことで、気分が良くなったり、不快になったり、毎日毎日、ココロとカラダに何かしらの影響を及ぼしていますよね。
香りと色には関わりがあることを知っていますか?
香りは声にも影響することを知っていますか?
この辺りは、また追々、詳細を書いてみたいなぁと思いますが、まだまだ香り、それに嗅覚も、解明されていないことがたっくさんあります。
でも、香りを上手く活用することで、楽しいライフスタイルをもたらすことだって、できるんですね~。
10年前と比べてみても、欧米に遅れていた日本でも、良くも悪くも、におい・香りに対する抵抗が減ってきているので、香水愛用者じゃなくても、かなり香りを楽しむ人も増えています。
柔軟剤とか、消臭剤とか、開発していたので、それはそれで嬉しいのですが、欧米のように、においの強度がちょっと強くなっているかな~と感じています。
日本人の感覚って、やっぱり繊細で、そこは世界でも誇るべきところと思っているんですけど、嗅覚という点で見たときにも、「適度」は大事です。
あんまりキツイ香りを嗅ぎ続けていると、鼻も、嗅覚も、それに順応しちゃうので、僕はオススメしないです。。。
香りの単純接触効果を使い倒す
誰かと会えば会うほど、何かを見れば見るほど、気になったり、好意を抱く「単純接触効果」はご存じだと思います。
実は、香りも同じで、繰り返し嗅げば嗅ぐほど、そのにおい・香りを好きになる傾向が資生堂の研究によって、確認されています(2006年)。
特に、熟れたフルーツ調やフローラル・アルデハイディック調(シャネルNo.5)、オリエンタル調(濃厚で甘く、東洋風のエキゾチックなイメージの香り)などの激しく濃い香りで、その効果は顕著に表れることが分かりました。
香りは記憶に残るものです。
男性・女性問わず、大事な人と会う前、気になる彼や彼女と一緒に出かける前に、上記の香りが配合されたシャンプーや制汗剤を使って、あなたの印象をもっとアップしてみませんか?
無臭<微香<涙が出るほどの臭さ
無臭が好きですか?
微香が好きですか?
臭いフェチですか?
くさすぎる臭いを嗅ぎすぎたので、僕は微香が一番好きです。
料理も薄味が好みです。
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