自分でやった映像を自分で分析してみる。

自分でやった映像を自分で分析してみる。

https://youtu.be/HFQWk1NHAr0

最初のシーン卵焼きをひっくり返すシーン、こういうものは俳優でなく別の代わりの料理専門の人がやることもあるがこのシーンは本人にやってもらった。
その後、卵焼きを印象的にするためにあえて真俯瞰からのカット。
そこに手が伸びる三人の手。これで三人家族ということがわかる。
その後のそれぞれのワンカットは普通ではおかしいカットだ。
息子の前には父親が座っているはずだし、その逆もしかり。カメラに入っておかしくないところである。でも画面には入っていない。
ここは紹介カットとわりきった。
ここで母親がいない家庭でということを強く印象づけたかったからだ。

少しシーンがすすんで、父親の仕事しているカット。ここは、父親の背中を見せたかった。背中を見せるもんだというところから。

カフェで勉強しているシーン。ここにガラスに車のライトが映るんだが、ここも計算の上いれた。実際に、車を動かした。

いつの間にか、嫌いになって。。。のところ。もっとカメラを引いてさみしさを演出したかったが、引きじり的に限界だった。なにせ、山陰の普通の民家を借りて撮影したのだ、そりゃしかたない。

クリーニングで父親を見つけるカットと次の父親の顔の繋ぎ。
ここは、大切なシーンの前だから違和感を大切にした。顔から顔へ。
ここは結構肝だと思う。

その後、卵焼きを焼くシーンが入る。最初のカットと違いボロボロだ。
ギリギリまで誰が作ってるかわからないようにとしたが、まぁ想像つくよね。

2分過ぎの視線のやりとりは気持ちいい。


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