【台湾のジャズライブ】簡詩敏&黃煜傑
台湾のヴォーカリスト簡詩敏が、最近最も頻繁にコラボレーションしているピアニストが黃煜傑です。彼ら二人の演奏は20回は聴いているでしょう。
このデュオの演奏は、あまり映像で紹介されていないのですが、先日ジャズバーGato Bonheurで演奏されたものがアップされているのを見つけたので、紹介します。
簡詩敏
このnoteで記事にして紹介している、台湾の才女です。ヴォーカリスト/薬剤師/ジャズバーの音楽ディレクター/ポッドキャスター/ラジオのパーソナリティーを同時並行にやっています。
ジャズのヴォーカリストとしては、ボサノバの軽やかな感じや、ムーディーなバラードが似合っている様に思いますね。映像で紹介されているのも"イパネマの娘"です。
黃煜傑
黃煜傑と簡詩敏とのデュオ演奏は3年ほど前から聴いています。実は、黃煜傑はまだ輔仁大學でジャズを学んでいる大学院生なのだそうです。今年度卒業予定とのこと。
簡詩敏が、同じ輔仁大學でジャスヴォーカルを教えていることから、一緒に演奏を始めて意気投合し、長期に渡るパートナーになっています。
黃煜傑は、元々クラシックのバイオリニストとして音楽を学んでいたのですが、ある時からジャズの演奏に惹かれる様になり、その後ハーモニーを奏でることのできるジャズピアノを専攻として、大学院の勉強に臨んでいます。
そういう背景のため、ピアノ演奏にとどまらず、弦楽器を加えたアンサンブルの編曲も手がけます。自ら演奏会でバイオリンを弾くこともあります。
ピアノの演奏は、クラシック出身だからかゆったりとしたバラードをヴォーカルと合わせて奏でるのが得意な様に思います。
この2人のデュオは、息がぴったり合って、聴いていて心地よいですね。
Gato Bonheur
Gato Bonheurは、復興南路の微風廣場の近くにあるジャズバーです。現在ジャズの演奏は水曜日と日曜日に限って行っています。簡詩敏は、ここの音楽ディレクターも勤めています。そして、月に2回はここで彼女自身のライブもあります。
シックな内装で、とても落ち着いた雰囲気のバーです。提供されるお酒も、とても品の良いもので、オリジナルのカクテルも多数。食べ物も気合が入っていて、クリスマスのスペシャルディナーコースを食べたこともあります。
ジャズの演奏は、通常デュオが多いですね。管楽器は音が大きいのでメンバーには含まれず、ヴォーカル/ピアノ/ベース/ギターのうち2人のデュオというフォーマットが多いです。時々トリオの場合もあります。
仮にジャズの演奏がなくとも、とても雰囲気の良いシックなバーですので、仕事の終わった後、ちょっとゆったりとお酒を飲みたいという方にはおすすめです。
イパネマの娘
簡詩敏のアンニュイな感じが、とても似合っていますね。
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