【台湾のジャズライブ】Angela Gao Trio
2024年8月、ブルーノートでAngela Gaoのトリオの演奏があるとアナウンスがありました。この時の彼女のパートナーは、ペース&ハーモニカの藤井俊充とフルートの歐珈妏。僕は藤井俊充のライブを聴きに行って、Angelaと歐珈妏が2人で聴きに来ているのを見たこともあり、3人がとても仲が良いことを知っています。そんな3人が、初めて組むトリオでどんな演奏をするのか気になって聴きに行きました。
ヴォ―カル：高逸柔 Angela Gao
このトリオのリーダーはAngelaの様です。Angelaが自分のチャレンジしたい難曲を共演するミュージシャンとして、歐珈妏と藤井俊充を選んだのかなと感じました。彼女はヴォーカル兼ピアノで、演奏するにはとても難しい曲を選んでいます。歌うだけでも大変だろうに、自らピアノ演奏もするのです。
僕はAngelaに、"台湾のダイアナ・クラールになる様頑張って下さい"と応援してますが、ダイアナ・クラールだってこんな難しい曲はやらないでしょう。
そんな、自らを高みに追いやるチャレンジ精神が素晴らしいですね。
Angela GaoのFBホームページ
フルート：歐珈妏 Chia-wen Ou
歐珈妏は、パリでクラシックのフルート演奏を学んだ、ヴィルトゥオーゾプレイヤーです。台湾に戻ってきてからジャズに挑戦を始めており、クラシックとジャズの双方の音楽活動をしています。
彼女自ら演奏する時も、かなりの難曲を選んで共演ミャージャンを困らせているので、Angelaのこの挑戦を喜んで受け入れたのではないでしょうか。
歐珈妏のFBホームページ
ベース：藤井俊充 Toshi Fujii
藤井俊充は、2人の妹分にけしかけられて、一緒に難曲にチャレンジすることになったお兄さんといった様相でした。でも、お兄さんがベースをしっかり支えてくれているから、妹たちはのびのびと演奏できるのでしょうね。頼り甲斐のあるお兄さんです。
この日は、ベースでバックボーンを、ハーモニカでブルージーなメロディを演奏していました。
藤井俊充のFBホームページ
Angelaがヴォーカルとピアノ、藤井俊充がベースとハーモニカを演奏するので演奏のバリエーションがとても多く、トリオだけれどもそれ以上の楽しみ方ができました
