HAPPY捕獲!(前編)〜Come back HAPPY㉚
2023年7月11日(火)
前日夕方に仕掛けたカメラには、
実に32本の映像にHAPPYが映っていました。
途中でお腹いっぱいになったようなので私達は途中で諦めたはずだったのですが、
2時を過ぎてから、ますますHAPPYは盛んに動き回り、
車庫の仕掛けにも入っていきご飯を食べ、それだけで足りずに
坂の仕掛けのご飯も完食していました。
飼い主からすると、お腹を空かせたまま歩き回るHAPPYを思うと辛いものですが、
あまりお腹いっぱいになられても、捕まえるためには困ります。
本当に空腹の状態で思考力を弱らせて、捕獲器や仕掛けのご飯におびきよせて確実に捕まえる。
という手段が早いのかもしれませんが
今回の捕獲作戦は、ここに来たら確実に食べることができる、
そう思わせて捕まえる作戦をとってきました。
というのも、毎晩出てくるところが決まっていたからです。
食べるものがなくなれば、他に食べ物を求めて違う場所に移動してしまう可能性もあります。
そこも避けたかったところでした。
あとからの検査でわかったのですが、
このおかげで、HAPPYは、悪いものは食べなかったようで、お腹に虫はいませんでした。
なので、この日も食べに出てくる可能性は大きいと、皆期待しています。
まして、車庫の仕掛けにも完全に体を入れて食べてることが何よりの成果です。
HAPPYが食べてくれるのはいいのだけれど、
この日が健康診断だったわーこさんも、暑いからと、
しっかりアイスを食べてアイスココアを飲んで検査に向かうという強者でした(笑)
そのわーこさんも
「今日は我が家も朝までコースで行くつもりです。
今日マジで覚悟を決めて挑んでハッピーを家猫に戻しましょう」
と午前中から意気込みが伝わります。
そういう私もこの日は、1時間仕事を早上がりして体を休め、朝までの捕獲に臨む段取りをしていました。
16時42分には大林から
「仕事暇で終わったので、今から向かわせて頂きます」
との連絡が入り、一段と期待が高まります。
「捕まる気しかしない」
と、カズさんは勝利を確信したかのよう。
これまでの経緯と、カメラの映像を毎日注意深く検討してきた結果からなので、この自信も非科学的なものではありません。
19時26分、「着きます」とわーこさん。
この日は玄関横の物置のドアも開けて、わが家の車に紐を引いて閉じる作戦もたてました。
そして20時半ころ大林さんも到着し、全員の準備が整います。
20時51分「坂下」と大林さんがまず最初にHAPPYを見つけました。
すぐに道路を渡り、家の裏に回って姿を隠しますが、今日の置き餌は、ベランダには用意してありません。
食べたければ、玄関か物置に入るか、車庫の仕掛けに入るか、坂の仕掛けに入るかしかありません。
そしてそれは、これまでに経験してきたこと。
58分に「きた」
しかし、HAPPYとしては、私が車からおりて歩くときに、
足音が立たないように置いたコンクリートブロックが気になるのか。
いつもより、坂においた車の数が一台多いのが気になるのか。
物置のドアが開いているのが気になるのか。
ベランダにいつも置いてあったご飯がないことが気になるのか。
一通り見て歩いて30分ほど姿を消します。
再び現れて、車庫の仕掛けのご飯を気にしますが、迷いに迷って玄関前へ。
玄関前のちゅーるでまずは様子を見ているようです。
物置にも2度3度と入ってみますが捕まるまでにはいたらず。
その後、車庫の仕掛けのご飯をまた気にし始め、横から手を出してみるHAPPY。
惜しむらくは、今夜の暗さでは、誰の目からも仕掛けの正面にある扉が暗くて見えないこと。
それに仕掛けは黒ですし^^;
結局HAPPYは、仕掛けの前を通り過ぎて車庫の横に消えてしまいます。
「仕掛けの扉開いてます?」
ということで、一番近い私が見に行ってみると、
なんと風の力で、仕掛けの扉は完全にしまったまま(笑)
これでは、いくらHAPPYが我慢できないくらいお腹が空いても入れません。
今回は私も靴を脱いで足音を極力殺して歩いているので、車庫の中のカズさんにも聞こえません。
しかし、その歩き方が、坂の方からは、足が痛くて普通に歩けないのでは?と見えていたそうです。
失礼ですね(笑)
すぐに直して、仕切り直しです。
21時46分、わーこさんから「バケたん青く光った」と吉報が。
これと同じころ、実は「よーぐると工房Baw」ユカさんの持つバケたんも青く光ったそうなのです。
しかし、
21時54分、「黒猫」
お隣のお宅の向こう側を黒猫が走って行きました。
これでHAPPYがまたしばらく出てこなくなってしまう可能性が。。。。
HAPPY捕獲まであと数時間
続く
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