子羊ツートップ

よっ、パンダ店長だ。（無意味にフレンドリー）
「どーもー、チケ子ですよー」
2人合わせて…。
「『小さな愛のメロディ』です～、…って何なんですか！　この台本？」
俺の趣味。
「えぇ！？」

ところで、春めいてきたな。
「うわ！　もう始まってるんですか？」
あ゛～ん！？（超、睨みながら）
「あ、いや…。あはは、そうですなー」

春と言えば。
「春と言えば？」
「サカリ」のつく季節ですなぁ。
「あの…、普通『入学式』とか『花見』とかなんじゃないでしょうか？」

バガー！
「ひぃ！？」
時代は常に動いてるんだよ！　ユーザーは使い古されたトークは期待してないんだよ！　俺は、お前が困る顔を見たいんだよ！
「最後に本音が出てるっぽいんですけど…」
とにかく！　時代はサカリなんだよ！　OK？
「は、はい…」

いやはや。サカリと言えば、朝晩ネコがうるさいですなー。
「赤ちゃんの泣き声みたいで怖いですよねー」
そうそう、表記すると「な゛～」って感じな。
「ですねぇ」
アレって日本語訳すると、なんて言ってるんだろうな？
「さ…さぁ（イヤな予感）」

「お願い！　アタイを抱いてっ！」とかなんではなかろうか？
「！（やっぱり）」
さぁ！　レッツ復唱！　「お願い！　アタイをアンタのジョイスティック（直訳すると『喜びの棒』）で目茶苦茶にしてっ！」
「絶っっ対にヤです！　しかもエスカレートしてるし！」
ちっ！　ノリの悪い女め！
「うわー。セクハラを拒絶されたのを相手のせいにしてる！？」

あー、そうだそうだ。
「今度は真面目な話題ですよね？　チケ子は信じてますよ！」
『春をひさぐ』って言葉もあるよな。
「……」
ってヲイ！　なんで、そんな軽蔑の眼差しで俺を見る！？
「いえ、期待した私がバカだったなぁって後悔してるところです…」