地獄極楽パンツ責め

「婦人警官と付き合う」。
この一文だけで、エロスを感じる。
「職場ではキリッとしてるアイツ(小指)だけど、俺の前だと可愛いとこあるんだよな…(テレテレ)」
なんて男が目の前に現れたら、嫉妬でそいつのチムコ舐める。
間接キスとトラウマの二段攻撃。
俺もトラウマになるという諸刃の剣。
素人さんにはオススメできない。
どうも。
「婦人警官と付き合ってる男性が居たら、俺には言わない方がいいですよ」とキッパリ宣言してみせるキタナカです。
清々しいまでのカッコよさと、品性下劣さですね。
因みに、同じく人気職業である看護師やフライトアテンダントは、それほどでもないです。

唐突だが。
男子は、みーんなパンチラが好きである。
「全然好きじゃないですよ」と力説する男がいるならば、偽善者か性同一性障害だと思う。
かく言う俺も、無類のパンチラ好きである。
ヘタをすると、「中身」より好きって勢い。
アクシデント性と、急転直下の日常から非日常へのシフトが理由だと思う。
おいおい、そこの君。
「俺は関係ないですよ?」って顔するなよ。
君だって、心の底では好きなんだろ?
な?

パンチラの中にも、ヒエラルキーが確かに存在する。
俺の中では、「道端に座り込んだ女子高生パンチラ」が一番ソソらない。
非日常性の欠片も感じられないからだ。
しかし。
「女性が穿いててソソる下着」談義で、全会一致の結論が出ない実例を見るまでも無く。
シチュエーション別パンチラに対する想いは、個々人により千差万別にして十人十色。

階段パンチラ。
「んもう! エッチな風!」パンチラ。
電車の向かいの姉ちゃんが、タイトなミニスカでパンチラ。
ホットパンツ(過去ならブルマー)からハミ出しパンチラ。
ローライズの上からパンチラ。
ことほどさように、「パンチラ道」とは奥が深くてザラザラしているのである(サラリとセクハラ発言)。

我が人生においての瞬間最大パンチラは、ワンピースを着た女性が地下鉄の排気口でヘソまで捲れた事例である。
かの有名な「オー! モーレツ」パンチラである。
しかし。
それじゃあ、あまりにも芸が無い。
フェチの総合百貨店、デトマソ・パンチーラと呼ばれていたキタナカさんには相応しくない。

やむなく、「実際に遭遇したことないけど」という範囲まで前提を広げる。
フル稼働する、我が灰色の脳細胞。
古今、目にしたエロ本、漫画、実際の出来事。
あらゆる情報を高速に検索していく。
むむッ!(「くわっ!」と目を見開きながら)
そうか!
そうだったのか!

時は遡り20年以上前。
女子の体操着が、ブルマーから短パンへとシフトしていく過渡期。
雑誌「投稿写真」に載ってた写真が、俺の瞬間最大パンチラだ!と気付く。
その写真は、こういう写真だ。

「走り高跳びの背面跳びの最高地点で、反った身体の短パンの隙間から見えるパンチラ」

アスリートの鍛えられた肉体と、日常と非日常の狭間。
まあ、盗撮な訳だが。
なんという素晴らしい写真であろう、まさに芸術!
まぁ盗撮に芸術もクソもないですけど。。
カモシカのようにしなやかにして優美な肢体と、パンツのコントラストの眩しさよ。
まあ、盗撮なんだけどね。
キタナカさんが、その「投稿写真」を購入したのは言うまでもないだろう。
まぁ盗撮雑誌だし、盗撮は犯罪なのは言うまでもないことなんだけど、当時は出版されて書店で売られてましたから、合法ですよね?

皆さんにおかれましては、俺と会う際にはスカート着用でお願いしたい。
もちろん男女問わずに、ですぞ?
男性は一緒に、
「スースーして落ち着かねぇなぁ」なんて、ボーイッシュ女キャラ的なことを言いましょう。

女性は、
「何、ソの気になってるの? 下にはスパッツを穿いてますよーだ!」
なんてハァハァしてる俺を見下しながら、スカートを捲り上げてください。
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」イズムを遺憾なく発揮して欲しい訳なんです。
ま。
実際のところは、俺は無類のスパッツマニアにして恥骨フェチでもある訳なので全然、無意味ですけど。
もう堪りません。
スパッツに鼻先を押し付けて、くんかくんかしたかとですよ。
「ちょ! やめんか、このヘンタイ!」とか慌ててくれると尚、良し。

中世欧風ロングスカートの女性は、憲兵に追われる俺をスカートの中に隠してください。
「怪しい男を見かけなかったか?」と聞かれてシラを切ってください。
俺は当然、自分が置かれている状況を顧みず、内股辺りを「つつーっ」って撫でますから。
「ひゃうン☆」なんて、敏感っぷりを発揮して欲しいのです。
顔を真っ赤にしつつ、憲兵をやり過ごそうとする貴女。
緊張で汗ばんだ脚の間で、俺は極楽気分ですよ。
二人は運命共同体。
ああ、なんというロマンチシズム。

最後の〆は。
薄暗いとこで仰向けになる俺。
貴女は、フレアなスカートを履いて俺の顔両脇に足を置き仁王立ちになるのです。
薄暗くて見えない。
でも、なんか見えるような気がする。
目を細めても、見えそうで見えない。
ああっ! 悔しい!
猫に生まれてれば。(猫は人間のパンツになど興味ありません)
ボウエンギョに生まれてれば。(ボウエンギョは地上では生きられません)
なんてね。
悔しい思いが、明日以降の俺の活力になるわけです。

お金なら払います!
お金なら払いますから!(醜い大人の代表なのです)

――まさに桃源郷。

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喜多仲ひろゆ
タメになるコトは書けていませんが、サポートいただけたら励みになります。よろしくお願い申し上げます。