大量な情報は、時線を過去へと押し流す【後半は小噺】

ヤッピー!
ホッピー!(がぶ飲み)
ヒッピー!(薬物を投与しながら乱交)
キタナカさんだよ! 世界中、みーんな愛してるっ☆
俺も愛してくれないと……。地獄に、落とす!(黒髪の長髪を左側の一部だけ咥える、古き良き日本の幽霊スタイル)
「いやあ。これを見ると夏が来たな、って思いますよねー」(稲川淳二)

「で? 今日は、どうしたの?」
なんだい、やぶからぼうに。お前さんは、本っ当に馬鹿だねえ、他人の部屋に入る時は「のっく」って奴をしなきゃいけないんだよ。「アニメ」では下着姿の女子高生が、「現実」では下着を慌てて穿いてる半ケツ男子高校生が言ってたんだから間違いないってもんさ……。常識ってぇもんを学んだ方がいいんじゃないかい? なあ八っつぁんよ。
「誰が『八っつぁん』よ! それに『クマさん』でもないからね」
う……。
「何があったか、話してみて? 大丈夫だからさ」
また、人をからかって不愉快になるような話を……した。
「はああ……。又かぁ。それで、その人を怒らせちゃったの?」
分からない……。
「そうなの? じゃあ、相手がどう思うかなんて分からないんだから、気にすることないよ」
でも、絶対に俺が悪いんだ。謝りたいけど、どうやって謝ったらいいか分からないし……。
「ちゃんと謝れば、許してくれるよ。悪気があった訳じゃないんでしょ?」
うん。最初は「窘(たしな)めたい」って思っただけだったんだけど、話してる内に段々ヒートアップしてきちゃって……。
「ああ、キタナカの悪い癖だねえ。又やっちゃったんだあ」
ん。
「君が思うほど、世の中は繊細にできてないよ? 『バカが騒いでる』くらいにしか思ってないって」
そうなのかな? 
「絶対そうだって! 私が目一杯の力で太鼓判押したげるよ!」
そうか、ありがとなっ。

※一個前の記事で「どパンク」な記事を、コンテストに上げた後の癒しを得るための儀式なので、ご了承ください

そういう妄想をして、キタナカさんは生き延びてきたんだね。絶滅危惧種だからね。勉強になるよね。
よーし。パパ、今日は小噺を作っちゃおうかなー。
「『サイバーパンク』な小噺がいい……」
いやいや、ネガティブな台詞で素に戻ってくんなよ。分かったよ、じゃあサイバーパンクな小噺を考えるから、ちょっと待っててくれよ。
「うん……」

はいよ!

――方向性が定まらないのは、分ける。「ちぃ、おぼえた」。

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喜多仲ひろゆ
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