肩甲骨の動きと筋活動パターンについて
【肩甲骨に影響を与える筋の機能について】
肩甲骨の上方回旋の回旋軸は、肩外転早期には肩甲棘近くに、外転の後期には肩峰突起の近くに存在する。
僧帽筋上部線維は肩外転の開始時に有意な上昇を示し始め、残りの可動域を通して漸進的に上昇が認められる。
→外転早期(鎖骨を挙上する役割)/外転後期(僧帽筋下部の下方への牽引と均衡する役割)
僧帽筋下部は肩外転の後期にとくに活動する。
前鋸筋は肩外転の全可動域に渡って漸進的にEMG活動レベルを増加させる。
僧帽筋中部は前鋸筋の強力な