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デビルマンでは、カイムとシレーヌが好き。

「DEVILMAN crybaby」をNetflixでようやく見始めた。

面白い!

原作もテレビ版も実写映画も見てきたけど、やっぱりいいですよね、デビルマン。

永井豪の作品は、エログロ、暴力シーンがエグくて結構トラウマになっている。

小学生の時に通っていた理容院には週刊少年マガジンが揃っていて、知らずに読んだのが永井豪との出会いだった。

ヒロインがバンバン陵辱されてしまったり、親友が灰にされてしまう無慈悲さに衝撃を受けたものだ。

怖くて読むと嫌な気持ちになるけど、続きが気になって読んでしまう。
そして心に大きな爪痕を残す。
永井豪は、そんな漫画家さんだ。

デビルマンのラストは漫画史に残る名シーンだと思う。

デビルマンのキャラクターでは、シレーヌとカイムが大好き!

シレーヌは造形美が素晴らしい。
頭に羽をつけるというアイデアはどこからくるものなのだろうか。

シレーヌのキャラクターデザインは、のちのサブカル界に多くのフォロワーを生み出している。

ちなみに、昔、NHKで放送されていたアニメ「ヤダモン」もシレーヌから影響を受けていると思う。
あのアニメも名作だった。

そして、なんといってもカイムですよ‼︎
カイムは華やかなシレーヌとは対照的に四足歩行の肩から角が生えているデーモンだ。

どういった経緯があったのかはわからないが、カイムはシレーヌに片想いしている。

しかしシレーヌはデビルマンを殺す事に夢中でカイムの事なんて眼中にない。

報われない愛である。

しかし!カイムは、瀕死のシレーヌを助けるために駆けつけて、自分の命と引き換えに、彼女の望みを叶えてあげるのだ。

ベルばらか!デーモン界の
オスカルとアンドレなのか‼︎

彼女の為に、死を決意したカイムがシレーヌにいう訳ですよ。「シレーヌ、血まみれでも君は美しい。」と。
これは宝塚の男役しか許されないセリフ。

実際は鳥とサイの化け物なのだが、セリフだけ読むと昭和の少女漫画みたいですね。

昔からカイムみたいな、自分の恋心をかくして主人公を支え続ける報われない良い人キャラに弱い。

カイムもめっちゃツボ。

カイムが俳優さんだったら、「あすなろ白書」のキムタクばりにブレイクして、次のクールのドラマの主役に抜擢される事だろう。

シレーヌとカイムは来世では結ばれて欲しいと思っているしだいだ。

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