星に願いを
夏の香りを感じないのは、マスクのせいなのか。
マスクをそっと外してみる。
隙間から感じる、ぬるくて思い空気。
いつ降り出しても不思議ではない雲。
今年は織姫と彦星は会えたのだろうか?
季節の行事ごとが愛おしい。
7月7日は毎年短冊に願いを込め
ドリカムと、おなじみの七夕の童謡を口ずさむ。
今年は大きな笹の葉や、
色とりどりの短冊を目にしなかった。
コロナは色や願いも、無くしてしまったのか。
短冊はないけれど、星に願う。
七夕らしい願い事。
心の中は鮮やかだ、
お正月の元旦に始まり、
願ってばかりの人生。
願うだけじゃ叶わないことも
でも願わないと叶わないことも
知っている。
願いを形にするために、今できることを。