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koroinu
金閣寺
昨年末に共演したサックスのビリー・ジーンさんがオススメしていた、三島由紀夫の「金閣寺」を読み始めました。
まだ80ページくらいしか読んでませんが、良い感じ!!
内容もとても興味深いし、文章も美しい、、。
↓抜粋
①
私は暁闇の道をまっすぐに走った。
石も私の足をつまずかせず、闇が私の前に自在に道をひらいた。
(↑すごい表現だ、、かっこいい)
②
一つの正直な感情を、いろんな理由づけで正当化しているうちはいいが、時には、自分の頭脳の編み出した無数の理由が、自分でも思いがけない感情を私に強いるようになる。
その感情は本来私のものではないのである。
しかし私の嫌悪にだけは何か正確なものがある。
私自身が、嫌悪すべき者だからである。
↑昔は自分もそういうとこありました。
最近はほとんど無いと思う。
理由づけ、正当化って要するに「言い訳」だよな。
そんな事はするだけ無駄なので、純度の高い考えや状況を見つけるようにしています。
三島由紀夫を少し調べたところ、作家だけども三嶋事件という出来事が有名ですね。
このままでは日本はアメリカの言いなりだ、だから憲法を変えて戦えるようしよう。
ざっくりそんな感じの思想だと色々な記事に書いてありました。
これって今の自民党などがやりたい事と同じように見えるけど、実際は真逆なんではないかなぁ、、と思います。
戦えるように憲法を変えたい、は同じだけど、それをする理由が真逆である。
とにかく三島由紀夫という人が何だか面白そうで、すごい人なんだなって感じです。
全部読んだらまた感想書きます。
おわり