30年後の日本サッカーでワクワクしたいから
先日同じクロアチアでサッカーをしている仲間から聞いた話があって、
今日はその話をしようと思う。
同じチームのブラジル人の選手がいて、
その選手はエージェントから衣食住とフライトの全てをサポートを受けていると。
おお、それはとても良い選手なんだなと最初は思った。
しかし、その選手は家族が貧困で、1日でも早くプロとして活躍して、家族を楽させてあげたいという状況らしい。
その意図を知ってか、エージェントが全てをサポートしていると。
なるほど。ブラジルはまだまだ貧困な人は多いのか。
だからこそ、サッカーで一攫千金を狙うギラギラな選手が多いのか。
この話を聞いて、僕は日本サッカー界の未来が不安になった。
この話の聞いて考えた結論は、僕はお金を取ることなく、日本人をサッカーで外に出してあげたい。
特に中高生。
外に出る経験をすることで得られることは、
計り知れないと思う。
日本だけではないんだ。
こっちでも出来るじゃん。
サッカーだけじゃないんだ。
日本はこう思われてるんだ。
海外ってこうなんだ。
その1年・半年・3ヶ月・2週間・1回が人生を作るものになる。
その1人に相互反応して、周りも巻き込める。
だからこそ、いかに外に出られる機会を設けるか。
その雰囲気・空気を作るか。
に限ると思う。
だからエージェントとして、プロになりたい選手・サッカー留学したい選手からお金を取ってやるのは目先の見過ぎで、後の日本サッカー界のためにならないという考えに至った。
日本は、サッカーをしなくても生きていける。
また島国で簡単に外に出れる環境にない。
欧州リーグも全て朝方にやっていて、サッカーに触れる機会が圧倒的に少ない。
サッカーが教育機関に付随しているのもある。
全てに良い面もあり、不自由な面もある。
僕がお金を稼いで何でも出来る環境になれば、
まずは中高生かプロになりたい選手を集めて、
チームを作り、
無償でヨーロッパに、1週間・1ヶ月で試合や練習、トライアウトや試合観戦も含めて、サッカー生活の空気に触れてもらう。
(ナイキアカデミー的なのを作りたい)
関わった以上はちゃんとサポートしたい。
これが僕の夢である。
良くも悪くも日本人として世に生を受け、たまたまサッカーというスポーツを続けされてもらっている上で、お爺ちゃんの代になった時の日本サッカーに何かを残したいと思ったからである。
ごめんなさい、話は変わるけれど、
アジア人として、ベトナム・タイ・インドネシア・フィリピンどこでもいい。このプロジェクトを違う国でやってもいい。
だから今パイプを作るのもそう。
ヨーロッパで活躍するのもそう。
言語を勉強をするのもそう。
選手としてだけではなく、これからの日本やアジアのサッカーに貢献したい。30〜40年後にサッカーでワクワクしたい。