スペインで契約に至った話(5部)
皆さん、お久しぶりです。
今日でスペインに来て57日。この度改めてチームが決まったことをここで報告します。
アメリカからのトランスファーに時間がかかりましたが、先週の日曜日にデビュー戦に出場することが出来ました!
というわけで今回はこの2ヶ月で感じたことを綴りたいと思います。
この2ヶ月間、3つの地元チームを受け、全て不合格を経験しました。
プレーは自信があったのに何故落ちたのか分からず、また落ちて。
来たばっかりの自分にとって本当にしんどかった、、。
サッカーしか頼るものがないのに、、。
そんな中、肩の脱臼癖のおかけでトライアウト中に亜脱臼をしてしまい、マドリード市内の日本人接骨院にお世話になります。ここがターニングポイントでしたね。院長の方に肩を診てもらい、スペインで生き残る・ウケるコツを少し教えていただきました。
皆さんにも少し教えますね笑
結論から言うと”ネジを2・3本外してみて!”。と。
は?笑笑
何言ってんだよってなりますよね笑
大丈夫です。何言ってんだよです。笑
スペインは最近になって多人種になってきたそうです。しかし、やはり今もスペイン人の割合が圧倒的に多い。そうなると必然的にスペイン語が街中に溢れる。そんなこと当たり前ですよね笑。
でもそうなるとみんなが英語を話せる訳ではない。意外ですよね。スペイン人は英語くらい余裕だと思っていました。でもある種日本と近い部分があります。英語が喋れる人が少ない。だからスペイン語が通じないジャパニーズは浮きまくります。
プレーが良かろうがコミニケーションの取れない奴はチームスポーツに必要ない。
当たり前すぎる、こんなことすらも僕は分からなかったのですね笑😂
上手ければ監督は使ってくれるなんて、ね。
前までいたアメリカでしたから。
多人種国家で
英語が上手く話すことの出来ない日本人が居ても、それほど大したことではない。みんなから、"おまえ英語喋れねーじゃねえか笑笑" くらいにイジられて輪に入れてもらえてたことを今になって感謝がやまないです。
このあ脱臼を境に、拙いスペイン語でコミニケーションを取ろうと意識し始めます。郷に入っては郷に従えです。現チームの練習参加は、腕にマジックで
"俺のプレーはどうだった?"
"次どうして欲しい?"
とスペイン語で書いて、練習の終わりに監督に聞きに行きました。練習参加中にこんな事を聞いてくるやつって絶対ウザいですよね笑笑。
でもそんな事どうでもよかったですね。シンプルに自分を知って欲しかったので。幸い、今の監督は英語が話せるので、コミニケーションは英語で出来ています。アメリカの2年間が活きました🙋♂️そこから毎練習聞きに行き、改善を繰り返し、チームメイトにも拙いスペイン語で話しかけまくる。その内に段々と打ち解けてくるのがわかり、プレーも評価されて今の合格に至ります。
最近ではチームメイトが試合や練習に車で送ってくれたり、コーチがパンとコーヒーを奢ってくれたりするまでになりました😊
日本人でいうウザいくらいがコッチでは丁度良いと聞きます。
人としてウザいのではなくて、"お前なんだよ、可愛いなぁ"となるくらいですよ!
全く話せないのにチームに加わるのはとても勇気が入ります。そこはもうノリです。ここで僕は頭のネジを外しました笑。🔧⚙️🔩👋👋
乾選手や久保建英選手のドラえもんやアンパンマンを歌う動画が少し前に流行りましたよね。明るく振る舞う・ノリのよさがスペインでは必須だと感じます。
ある程度分からなくても、とりあえずノリで飛び込んでみる。それが1番大事だと。
国ごとで国民性は違うので、そこも今回面白いなと感じました。
乾選手や岡崎選手は関西出身なので、その場のノリの良さもラリーガで活躍する1つの要因らしいです。
僕も笑いとゴールの両方をかっさらっていけるように、したいけどな〜笑笑
最近は毎日スペイン語を勉強し、語学学校もようやく楽しくなってきました。
そんなわけでリーグが始まり、今年は残り1節。
チームの勝利のためにプレーします。
良かったらBeSoccerというアプリで
Los Yébenesと調べていただけたら試合結果が分かります。一緒に戦っていただけると嬉しいです!
草 宏禎
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