※ネガティヴなレポートです。 副作用の出方には個人差があります。 AC療法と同じく、2週間に一度、4クール。 月曜日に抗がん剤投与、水曜日にジーラスタ注射がセット。 吐き気や倦怠感は、ジーラスタ翌日くらいで回復した。 吐き気は恐らく「パブロフの犬」って奴だと思う。 未だに病院に着くと『うっぷ』となる。 恐ろしい。 手のひらと足の裏に痺れが2回目くらいから出てしまった。 これが地味に辛い。 感覚が無い。いや、有るんだか『面』での感覚がなくて『点』で痛い。 プルトップや
なんちゅうネーミング。 強そうだ。 私の場合は2週間に一度、4クール。 月曜日に抗がん剤投与、水曜日にジーラスタ注射がセット。 副作用の出方は個人により様々ですが、もの凄く酷いことも無く、かといって軽くもなかったと思います。 相対する対象がないのですが、辛いのは確かです。 【1クール目】 当日は夕方頃から怠さ、早々に薬を服用して就寝。 軽くムカムカしだすも、気持ちの問題も大きかった気が。 食欲は無かったが、「食べなきゃ負けてしまう」一心でふりかけごはんとかを軽く食べてい
退院してからの約一か月は、パラダイスだった。 仕事も休んでいるし、生活に制約はない。 お酒も飲める。 3食昼寝付き。3キロ太った。そりゃそうだ。 緊急事態宣言と蔓延防止のスキマに会えなかった友人達が退院祝いを開催してくれた。 ツマミは手術の武勇伝。 これから始まる化学療法までの束の間の休憩だ。 病理検査の結果浸潤癌 リンパ節転移あり1/4 (リンパ節郭清せず、ひとつだけとりました) ERとPgR(ホルモン治療の有効性)陰性 HER2 陰性 核異型度(がんの顔つき)3 グレ
手術が終わり、21時頃目覚めた。 薄暗い病室。 足につけてもらったフットポンプのコンプレッサーの単調な音が静まり返った病室に響く。 朧げな頭で「あぁ、手術したんだっけ」と。 まだ身体に色んな管が付いているので寝返りも打てない。 「あ、気がつきましたか?」 夜勤担当の看護師さんが様子を伺いに来てくれた。 「口の中が気持ち悪いです。」 「お水は術後6時間、23時まで飲めないです。お口ゆすぎましょうね。」 ベッドに横たわったまま、ペットボトルにストローを刺して口に含ませてくれ
今まで病気という病気になった事もなく、ここにきて大人の階段を何段も駆け上った心持ちだ。 いや、アラフィフだし。 入院前日にPCRを実施、これも初体験。午前中に受けて陰性の連絡が夕方届いた。 今回は10日くらいの入院予定。スーツケースに必要なものを詰めていると、少し旅行気分でアガる。今回、入院で必要なものをネットで情報収集したのだが、これが実ににありがたかった。 あとは自分で取捨選択プラスα、あったら良さげなものを詰め込んだ。63Lのスーツケースに結構パツパツに。 午前中
※針生検の話を含みます。 針生検を受けに病院へ。 事前にどんな検査なのかを先生から丁寧に教えてもらっていたので恐怖しか無かった。え。 「オッパイに太い針を刺して、組織を削り出す」 怖い。怖すぎる。 部分麻酔だから痛くないと言われていたが、待合室で仔犬のように震えていた。 いざ診察ベッドに横たわり、麻酔をうってその時を待つ。 「はい、行きますよぉ。音が大きいけど大丈夫だからねー」 「ばちん!ばちん!ばっちーーん!」 それはオモチャのピストルのような音だった。麻酔のお陰
ほぼほぼの確定宣告を受け、それを確定させる為に針生検の予約をして取り敢えず一旦持ち帰る。 父と姉に結果報告。これが精神的にハードだった。なるべく淡々と端的に。 とはいえ免疫がついている二人なので話は早かった。私としては一刻も早くオッパイを切ってしまいたかった。 だが、二人は違っていた。 セカンドオピニオンを要求してきたのだ。 私はとてもせっかちだ。癌と決まったらさっさと手術日を確定したかった。居ても立っても居られなかった。なにより面倒くさかった。 ネットでセカンドオピニ
コロナ禍真っ只中の、2021年1月。 人間ドッグでの乳房エコーでそれは発覚した。 問診の先生から「直ぐに精密検査の予約を」と。 人間ドッグセンターに併設されたクリニックで最短で実施できる日にちで再検査の予約をした。 マンモは痛いから嫌いだ。 舌打ちするくらい痛い。 出来れば避けて通りたい。 検査技師の先生に怨みはないが、憎たらしく思える。ごめんなさい。きっと先生は幾度となく謂れのない怒りをぶつけられている事だろう。 つま先立ちで顎が外れそうなくらい叫ぶ。 「おかあさーん」(
今年(2021年)1月に受けた人間ドックにて乳癌発覚、3月に右胸全摘手術とTE挿入手術を実施。現在抗がん剤治療中。アラフィフの闘病備忘録です。 誰かの為になるのならと志高く一度はふざけた文章をアップするも、結局自分の為なので上から目線の無責任なアドバイスは辞めることにした。 癌のタイプや生活環境、年齢やその時に感じる感情は人それぞれ。それでも私も沢山のブロガーさんやYouTubeの情報にどれだけ助けられたか。反対もしかり。そういうパターンもあるのね、くらいに軽く流し読んで