アドラッカー研究会 名節弘康

約25年間マネジメントを実践・研究し、令和4年、現場に戻り、激動の変化の真っ只中でマネジメントを研究しています。 ドラッカーマネジメントとアドラー心理学を原点に『アドラッカー研究会』として活動し、毎月数回、読書会を開催中です。 キャリアコンサルタントとしても活動中です。

アドラッカー研究会 名節弘康

約25年間マネジメントを実践・研究し、令和4年、現場に戻り、激動の変化の真っ只中でマネジメントを研究しています。 ドラッカーマネジメントとアドラー心理学を原点に『アドラッカー研究会』として活動し、毎月数回、読書会を開催中です。 キャリアコンサルタントとしても活動中です。

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最近の記事

夏物?冬物?現在のビジネスカジュアルの考え方!

クールビズ、ウォームビズが浸透し、ビジネスカジュアルが一般化した現在、自分の普段着や仕事着はどうなってるでしょうか?疑問はありませんか? 私は暑さ・寒さに気をつけて、春秋、夏、真夏、冬と、4回の衣替えをしています。3月に冬物から春秋物、5月中旬以降に夏物、7月に真夏物、10月に夏物、春秋物に戻り、12月に冬物…といった感じです。 「真夏物」が新しいかもしれませんが、以前の夏物です。私としては、春から初夏が昼には暑いが朝晩が寒いと感じるため、「真夏の前段階」を作った感じです

    • 怒りをマネジメントすることはできない…自らの感情の生成を知ることでわかること

      怒りをマネジメントすることは、基本的には難しいですよね。ついつい…とか、手を出すのは止めた…とか、我慢したために後でストレスを他で発散してしまった…などよく聞きます。 基本的に怒りは抑えられません。衝動をいかに鎮めるか、紛らわすか、放置するか…のどれかしかできず、怒りが沸いた時にはトラブル回避しか手はありませんよね。 アドラー心理学では、怒りとは衝動的な感情であり、これを用いて目的(手を出すなど)を達成しやすくしただけ… と説きます。怒りでついつい手が出てしまった…とすれ

      • OB・OGとしての「言動」は慎重且つ簡潔に!

        いろいろな業界で、OB・OGが多くを語り、各方面から疑問・意見されるケースが多くなりました。私自身もその一人かもしれませんが、マネジメントとして、どのような言動がありがたいかをまとめておきます。 批判・厳しい意見は必要か そもそも、先輩が後輩に意見すること、指導・アドバイスすることはよくあることです。判断の方向性や内容、方法・手段、タイミングなど客観的なフィードバックを提示することくらいしか出来ません。グループ内でのフィードバックも基本的には主観的な意見でしかなく、決定的・

        • 自分を「更新」してください!

          常に自分を更新する… 私自身、セルフマネジメントの基本の1つにしてることだったりします。 「想起障害」… 思い出せない…なんてことはよくあることですが、これが気づきで、さて「どうする」かってことです。 セルフマネジメント上、不要であると判断すれば「廃棄する」のが基本です。 私は、事実上自分の意思で脳の中を整理することはできませんので、代わりに「更新する」かのような「学習」をします。情報源は何でも良く、内容に気づき、納得し、「今後はこうしよう」…と「更新」しています。

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        • マネジメント
          6本
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          8本
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          5本
        • ドラッカー著作集
          1本

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          ドラッカーのマネジメントを実践し続けてわかった「セルフマネジメント」の基本

          ドラッカーマネジメントに出会って約30数年、つい最近気がついたことがあります。「類は友を呼ぶ」「似たもの同士」がマネジメントの根幹であると言い切れるようになりました。 学生を終えサラリーヒューマンを5年、家業に加わって働くこと7年、経営者になって15年、またサラリーヒューマンになって半年… 家族も含め人に翻弄された人生のように思っていましたが、ちゃんとその時の状況に合った仲間を探し、見つけ、楽しく生きて来ました。ドラッカーマネジメントを基本にし、読み続け、語り続けて、マネジ

          ドラッカーのマネジメントを実践し続けてわかった「セルフマネジメント」の基本

          「口は災いの元」…現代組織の問題と課題

          「口は災い(禍)の元(門)」… 故事ことわざ辞典を紐解くと、鎌倉時代の文献『古今事文類集・後集』に遡り、「口は是れ禍の門、舌は是れ身を斬るの刀なり(うかつなことを言うと禍が起きる、舌は槍よりも多く身を傷つける)」とあります。昔から人の口には注意されていたわけですね。 何らかの組織にいれば、人の喜怒哀楽や評価・分析は聞こえて来ます。腹を割って、敢えて自己表現することは良いと思いますが、良い気になってあれもこれもぶった斬るようなお話は、同感ではあったとしても、聞いてられません。

          「口は災いの元」…現代組織の問題と課題

          職場や講座で成果をあげる「ワークショップ」のやり方

          月に10回程、勉強会・読書会を開催する者として、ワークショップやチームシェアといった学び方、意思決定の不味さを不憫に思うことが多くあります。 ザクッと切り捨てれば、目的が違うだけだったり、学ぶ方に干渉しすぎだったりするだけですが、強いて言えば、方法から見直すことをオススメします。私も常に心掛けていることでもあります。 ワークショップやチームシェアそのものが学びや意思決定などの方法の1つですが、実は本来のワークショップじゃなかったり、シェアではなかったりするんです。 私の

          職場や講座で成果をあげる「ワークショップ」のやり方

          「アドラッカー」的な「マズローの欲求段階説」の活用の仕方

          マズローの「欲求段階説」は、三角の図で「ヒトの欲求の構造」を表したものとしてよく知られています。ただ、この図の見方、考え方、使い方がよくわからないというお話をよく見聞きします。「アドラッカー」的な活用法、理解や説明の仕方をちょっとだけお示ししたいと思います。 人や組織の問題分析や課題の設定をする上で、人が理解する、能力などが発達する、成長することで問題解決や課題達成ができると考え、企画・計画することが多々あります。ただ、そのプロセスをどう考え、何を見て、どんな基準で評価する

          「アドラッカー」的な「マズローの欲求段階説」の活用の仕方

          「アドラッカー」的ロジャーズ『クライエント中心療法』の読み方

          「現代カウンセリング」の父と言えるロジャーズ… なかなか文献を手にすることが出来ませんが、ロジャーズに関する書籍は多数あり、私は佐治・飯長両先生『ロジャーズ クライエント中心療法』をお薦めしています。 この本の特徴は、ロジャーズの伝記のように人や研究を簡単にまとめてある点に尽きます。特にロジャーズの「科学観」の論評は素晴らしく、師の心理療法への思いやその実証への情熱と苦労がよくわかります。特に初期の偏見や中期の科学的失敗には驚きます。ほんの7-80年前にまだ科学的実証が確立

          「アドラッカー」的ロジャーズ『クライエント中心療法』の読み方

          「読書会」で何を読んだら良いか?!

          読書会を11年、今でも5ヶ所(WEBも含め)で開催していますが、本選びに迷ったことはありません。それは、参加者のみなさんとコミュニケーションが取れてるから… と言いたいところですが、実際は私がみなさんと読みたい本が何冊もあるから…が正解です。 古典から新著まで、哲学から社会科学、自然科学まで、欧米から日本の先生方まで、いろいろ候補があります。紹介もあれば、店頭やネット検索で見つけた本もありますし、年々増えてます。読書会で利用した本より、みなさんで読みたい本の方が多いんです。

          「読書会」で何を読んだら良いか?!

          管理し過ぎるマネジャーさんたちへ…

          「うちの部下はちゃんと働いてくれないんで、管理強化するしかないんです」… 残念そうなお話を見聞きします。確かに… と思える時もありますが、ほとんどが部下の方々には問題はありません。新人の方はもちろん、無能と呼ばれるベテランにも言えます。かと言って、組織の、上司・経営者の所為かと言えば、そうでもありません。強いて言うなら、時代の所為にしましょう!(笑) 人がほとんど携帯・スマホを持つようになって10年以上が経ち、その間に慣れ・育った人がどんなサービスを利用しているか… いわゆ

          管理し過ぎるマネジャーさんたちへ…

          管理しすぎる私たちへ…『人事を尽くして天命に聴(まか)す!』の心意気で!

          マネジメントを研究する者として社会に出て真っ先に思うのが、「管理し過ぎる」ことです。計画、実践、結果に至るまで管理しては、人はやる気を失くします。 12世紀、南宋の胡寅が記した『読史管見』に、「人事を尽くして天命を待つ」の逸話があります。東晋王朝時代に異民族に攻め込まれ、謝安将軍の全力を尽くした姿や、どんな結果になろうとも後悔はないという覚悟を見て、「人事を尽くして天命に聴(まか)す」と記したことが由来といわれています。素敵なマネジメントな逸話です。 度々、多くの組織でP

          管理しすぎる私たちへ…『人事を尽くして天命に聴(まか)す!』の心意気で!

          読書会をやり続けて来たからわかる「人の悩み」を「自己実現」に変える方法…

          「こんな仕事をしたくてこの組織にいるんじゃないんです!」ってお話しされる方にお会いすることが偶にあります。「じゃぁ何のためにいらっしゃるんですか?」と聞きたくなりますよね?!(笑) 売り言葉に買い言葉… もわかりますが、この売り言葉は「聞いてくださいよ〜」だったりします。先の続きは、最終的に「はぁ、スッキリした〜」「先が見えました」で終わることがほとんどです。もちろん、聞ける人が聞いてあげれば… って条件付きですが… つまり、相談のほとんどが「話したいだけ」だったりします

          読書会をやり続けて来たからわかる「人の悩み」を「自己実現」に変える方法…

          読書会を11年続けてわかった「学び方の極意」とは…

          全国に多くの学び仲間が出来、いろいろ相談にも乗って来ました。ほとんどの人が学ぶことを目的にし、ほとんどの人はその良し悪しを講師や運営の問題と言います。私も上手い、下手、おもしろい、つまんない…など評価に晒されて来ましたが、今や私だけの問題ではなく、「場」の課題だと言い切れますので、気にしていない自分が居ます。 視点を変えてみれば、自分の「学び方」を探している人は無意識に「しっくり来ない」その学び場に「変えたい」「変わりたい」ということを表してることが多かったりします。つまり

          読書会を11年続けてわかった「学び方の極意」とは…

          「アドラッカー」的な読書会参加のススメ!

          「読書会」って何って方もいるでしょうが、いわば「新たな学び場」であり、「新たな学び仲間の定例会」です。いろんな学び、いろんな学び方、いろんな人が集まって出来たサークルとも言えます。 現在、そんな「学び仲間」が、趣味の仲間の枠を越えて、公私で連携・連動し、良い関係になってるって方が多くなっています。学生の頃のように会い、または同僚以上に仕事していたりします。 なぜ読書会に参加するとそうなるのか… 全員ではありませんが、結果的に、読書会に「仲間」と「勇気」をもらいに来る人が多

          「アドラッカー」的な読書会参加のススメ!

          「アドラッカー」なアドラー心理学の学び方

          アドラー心理学… 1870年オーストリア・ウィーンに生まれた、医師・心理学者アドラーが実践し、まとめた「個人心理学」は、本で読む限り、心理学というより「(心理)哲学」と称されることが多いのが特徴だったりします。臨床的な心理学であり、先人たちの哲学を心理学の基礎にしつつ、人の純粋さ、人間関係の水平さ・対等さ、先輩フロイトへの科学哲学的批判、フロイトからの離反、「ポジティブ心理学」の基礎など…アドラーの言動は、当時からすれば近未来的な人間社会観があり、現代に生きる者として、そこに

          「アドラッカー」なアドラー心理学の学び方