道をひらく👣
今日は少し短い内容ですが、
一つのことをしっかり読み取ることも大切なことです。
松下幸之助さんの道をひらく からシェアします。
●人事をつくして
「人事をつくして 天命を待つ」ということばがある。まことに味わい深いことばである。私心にとらわれることなく、人としてなしうるかぎりの力をつくして、そのうえで、静かに起こってくる事態を待つ。それは期待どおりのことであふかもしれないし、期待にそむくことであるかもしれない。しかしいずれにしても、それはわが力を越えたものであり、人事をつくしたかぎりにおいては、うろたえず、あわてず、心静かにその事態をむかえねばならない。そのなかからまた次の新しい道がひらけてくるであろう。こうした心境の尊さを人みなが知り、その境地をかみしめつつ、それぞれの人が、それぞれのつとめをつくしたならば、この世の中は、もっと静かになるかもしれない。天命とは、これだけのことをつくしたかは、これだけの結果があたえられるという、そんな計算の成り立つのものではない。まして、私心多くなすべき人事もつくさずに、いたずらに都合よき成果のみを期待するのは、天命を知らざることはなはだしいといわねばなるまい。めまぐるしい利害の波の日々の中ではあるけれども、時におたがいに三省してみたいものである。
物事の結果は全てをつくしてやりきった物事でも、結果がついてくるとは限りがないですが、この状態ならば何が来ても対処ができ、次に繋げられる道が開ける。自分はこう一節を捉えています。
可能性は無限大です!
継続は力なり。