スティーブン・スピルバーグのスピーチ。
ハリウッド映画監督であるスティーブン・スピルバーグさんのハーバード大学での卒業式スピーチをシェア致します。
内容を抜粋してシェアさせていただきます。
◆直感と意識の違いとミッション
スピルバーグさんは大学2年生の時に一度退学をしました。
その理由はやりたいことがわかっていたからです。
在学中にユニバーサルスタジオからオファーを受けてそのまま退学したのです。しかし、自分の7人の子供達へ学ぶことの大切さを説くために大学に戻り、50代で大学を卒業しました。
映画にはキャラクターの定義づける瞬間(character defining moment)があります。
スターウォーズ フォースの覚醒でレイが自分にフォースがあると"気づく"ように。
現実世界では毎日この瞬間に直面していてこれの連続が人生というものです。
"あなたが選択した行動があなたというキャラクターを作りあげます。"
18歳の時点ですでにやりたことについてわかっていたが自分が何者か知らなかった。
それもそのはずで、人生の最初の25年間は、他人の声に耳を傾ける期間なのです。両親にしつけられ、学校で知恵を学び、社会に出ると上司や先輩から指導を受けます。
しかし、時々そこに「私はそうは思わない」という疑いが生まれます。ただうなずいているのは簡単で受けているばかりでは自分の声は聞こえないのです。
この心の声を気づく事が難しいです。
注意深くその声に耳を傾けることで直感が働き始めました。
直感と意識は違うものです。
意識は"こうすべきだ"(should)という叫び。
直感は"これもできる"(could)と囁きます。
"これもできる"という声に耳を傾けるのです。
それ以上に自分を反映するものなんてなく、その声に正直になったらやるべきこととそうでないものの違いがわかるようになりました。
よき未来を作るためには過去を学ばなければならないと仰っています。
大学を中退したばかりに視野がとても狭かった。そんな時にカラー・パープルという作品に出会い、自分が考えもしなかった経験へと導いてくれたといいます。
この映画の登場人物のシャグ・エブリーが「みな愛されたい」と言うように、自分自身の直感であり、多くの人にこの物語とこのキャラクターを知って欲しかった。
映画製作をしている中で自分のミッションであると言うことに気づいた。
この"ミッション"という感覚を見つけて欲しい。痛みから逃げず、実践し、チャレンジするのです。
またスピルバーグさんは自分の直感を信じるのは最愛の人を見つけるまでともおっしゃってました。
自分のミッションはなんなのか改めて考えることができました。
そしてまだまだたくさん気づきが待ってると思っています!