君たちはどう生きるか👣

吉野源三郎 君たちはどう生きるか からのシェアです!
漫画版が出版になり、再び世の中へ送り出された本です。80年前からある本なのですが、どんな時代にも関係なく通ずるメッセージ、人間らしく生きることというテーマが真剣に書かれています。
人間として生きていくということについて主人公のコペル君と共に自分も一緒に考え気づき、親戚のおじさんがヒントをくれて導いてくれてます。その中で1つシェアします。

●人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて
これはコペル君が学校の自分の同級生が上級生に目をつけられ、友達数人で守るという約束をしたのにかかわらず、コペル君が約束を破ってしまった時、おじさんがノートに記した内容です。

人間は、自分自身をあわれなものだと認めることによってその偉大さがあらわれるほど、それほど偉大である。

僕たちは生きていく途中で、子供は子供なりに、大人は大人なりに、悲しいことや、つらいこと、苦しいことに出会います。誰にとっても望ましいことではないです。でもこれらに出会うことで僕たちは、本来人間がどういうものか、ということを知るんだ。この痛みは僕たちにとってありがたいもの、なくてはならないものなんだ。体や心が正常ではないことを僕たちに知らせてくれるものだ。このことを心に捕らえることができ、人間がどういうものであるべきかということ考えられる。

自分自身をやってしまった時に認めることは、つらい。たいていの人はごまかしてしまうものだ。
苦しむということは天地の間で、ただ人間だけができることなんだよ。
僕たちが悔恨の思いに打たれるということは、自分がそうでなく行動することもできたのにと考えるからだ。
誤ち認めることでつらく感じるということの中に、人間の立派さもあるんだ。
人間である限り、誤ちは誰にだってある。
【僕たちは自分で自分を決定する力をもっている。】
だから誤ちから立ち直れるんだ。

僕自身誤ちたくさんしてますが、悩むより、どうしたらいいかと考えるようにしています。意識するだけで変わってきますね!
正しい道へ進むからこその痛みだと思います!

素晴らしい一冊です。



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