伝える力👣

伝える力 池上彰さんの著書からシェアさせていただきます。

相手にわかりやすく伝える。物事の本質を掴んで見る。相手の心をつかむ。自分の思いを伝えるためにはどういったことが必要か書かれている本です。

池上彰さんは、NHK時代に出演していた週間こどもニュースという番組で伝えることについて学んだといいます。
子供たちに政治や世の中のニュースを解説し "わかった!"と言ってもらえないと番組が成立しない。子供たちにどうしたら理解してもらえるかたくさん考えて作っていたとおっしゃっています。

1.自分自身がしっかり理解すること。
日銀 とは何か説明できますか?
子供たちに伝えることができますか?
これを考えた時にちゃんと理解していなければいけない理由がわかるはずです。

2.深く理解していないと、わかりやすく説明できない。
調べ物をして"なるほど"で止まっていては理解したとは言えません。誰かに説明しようとするのであれば上手くいかないものです。
何かを調べる時には"学ぼう""知ろう"という姿勢にとどまらず、全く知らない人に説明するにはどうすれば良いかということまで意識すると、理解がより深まります。

○小説を読む
読み進めて行くうちに印象に残ったのが "小説を読む "ということです。本を読むことが大切なのは重々わかっているつもりです。ではどんな本を読めばいいのか、どんな本を読むと伝える力が養われるのか。池上さんは小説を勧めています。
相手にイメージを言葉だけで伝え、関心を持たせ、頭の中にイメージを植え付けます。
良い小説には 余計な言葉が書かれていなく、興味を掻き立てる要素を掴んでいます。
もう1人の自分と考えながら小説を読む、分析をすることでどう伝えるのが良いか見えてくるといいます。

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