ありがとうの神様👣
「ありがとうの神様」小林正観さんの著書を読んだのでシェア致します。
●小林正観
東京生まれの作家さんです。すでにお亡くなりになっています。学生時代から人間の潜在能力や超常現象などに興味を持ち、心学を学んでいました。 年約300回の講演の依頼があり、全国を周り続けていました。
●神様は存在するらしい
小林さんは40年間、研究してきた結論として "神様が存在するらしい"という結論に至りました。物質的観点から様々な現象を実験し、理論を持って研究をしました。無宗教であり、神にすがることもしない人です。
でも、偶然とは考えられない、いくつもの神秘的な出来事に遭遇してそれを見てきた結果、「この世には神様が存在するらしい」という結論に達しました。
●ありがとうには神様が宿る
こんなエピソードがあります。
ある講演会で末期ガンと診断された方が会場の前に出て、「私に、ありがとうの声をかけてほしい」と全員に呼びかけました。会場に集まった200人が、1分間100回、合計「2万回」のありがとうを浴びせたのです。
会場とても暖かい空気に包まれました。
そして、3日後の精密検査で「ガン細胞が消えた」という結果がもたらされたそうです。
2万5千回、ありがとうを言うと、なぜか涙が出てくる。その後に心がこもったありがとうを2万5千回言うと奇跡が起こるといいます。
ありがとう語源は "有難し"。神様があり得ないことを起こしてくれた時に、神様を賞賛する言葉としてありがとう、有難し、有難いという言葉が存在したそうです。神様を讃える言葉だったのです。
室町時代から人に対して使われるようになったそうです。
神様はその人から受けた自分への賞賛として、ありがとうを聞いていらっしゃると小林さんは思ったそうです。
"いや2万5千回言ったけど何も起こらないけど?"
中には小林さんにこう言われる方がいらっしゃいました。
回数を言い切る前に不平不満、愚痴、悪口、文句、泣き言を言ってしまうとカウントは初めからだそうです。
言ってしまったら "今のはなし!間違いです!"と間違いたことに気づき取り消すとリセットされず清算されます。
●神様が好きなベスト3
人間の成す行為の中で好きなものは何だろうと考えでる中で "そわか"の3文字に思い至りました。
"そわか"とは 般若心経という仏教の経典最後の部分にある ボウジ ソワカ という"事が成る"事が成熟する"意味だそうです。
人間が成す行為として、掃除、笑い、感謝の頭文字を取った"そわか"だと小林さんは考えました。
・掃除:一流の人ほど部屋が綺麗
成績や実績を積み上げていく人ほど綺麗だそうです。
・笑いは肯定すること、受け入れること、共鳴、共感すること。神様がした行為(事件や出来事、現象)を、肯定的に受け止めたということです。
・感謝:ありがとうは元来、神様に対しての感謝の言葉です。神様はその人に好意的になるでしょう。
この3つはいつでもできることです。
実践すれば必ず運がやってきます。
「運は動より生ず」これを運動と呼びました。
実践が結果を生みます。