やさしくつながるパッケージデザインが好き
突然ですが、わたしはチョコパイが大好きです。ノーマルチョコパイはもちろん、季節ごとに発売される「プレミアムシリーズ」も好きで好きでたまりません。どれを食べても美味しいので、次に何が出るか楽しみです^^
前回の「ご褒美Wメロンタルト」もすごく美味しかった。発見したその日に買って、飲み物かと思う勢いで、一箱6個入りを完食。いつもホントに美味しいなあ、なんてうっとりしていたら、発見したんです。空になった箱の底に文字を!
よくよく見たら、パッケージを開けたところにも文字が。
最近よく見る手書き風のフォントか?とも思ったのですが、何度か出現する「あ」を見比べると、少しずつ違う気がする・・・。まさか、わざわざ書いた文字を使っているのかしら?と、考えても真実はロッテさんに問い合わせるしかなさそう。
真実はさておき。パッケージに印刷されたささやかなメッセージに、おもわずにっこりした人は、わたしだけではないはずです。気づけば近頃、こういう「おもわずにっこり」してしまうパッケージが増えました。
たとえば、カゴメさんの「野菜生活100」。200mlの紙パックをたたむと、「たたんでくれてありがとう」とメッセージが出てきます。(熊本デコポン味のときは、くまモンが「たたんでくれてうれしいモン」と言っていました。かわいい・・・)
他にもサントリーさんの「伊右衛門」。ラベルを剥がすと、おみくじが出てきますよね。(しかも「大吉」が多い気がする!)
野菜生活100も伊右衛門も、やさしくリサイクルを促しているだけかもしれません。それでも、そのささやかだけど特別な仕掛けが、好きでたまりません。美味しいものを口にしただけで十分しあわせなのに、メッセージや遊びゴコロまであるなんて、ずいぶん得した気分です。
令和になった今、情報はますます溢れ、モノは満ちに満ちています。その結果、ユーザーは少しずつ、気づくようになったのかもしれません。「モノを売りたい」と考えて商売をしている人と「誰かをシアワセにしたい」と考えて商売をしている人の違いに。
その結果、ゆるく温かく、目には見えない想いで人をつなぐ。そんなパッケージが増えつつあるのかもしれませんね。すてきー!
売る人も買う人も、お互いを好きだと感じて想い合う。そんな関係が、新時代のシアワセな商売になりそうな予感。というか、なってほしい。そんな世界がわたしは大好きです。