【アスリートから学ぶ】強さとは、シンプルを極めた先にあるもの
12月も半ばです。
2023年もあと少しですね。
毎年、三が日は駅伝を見てランニングに行くので、
新年の準備よりも、そちらがたのしみでなりません。
わたしは大人になってから陸上が好きになりました。
特に、駅伝やマラソン、短・中距離をよく見ます。
ただ「走る」だけなのに、
どうしてこんなに夢中になってしまうのか、
見るたびとても不思議に思います。
おもしろさの一因かはわかりませんが、
わたしは競技中の選手の美しさに
いつも見惚れて憧れています。
「走る」という単純な動作なのに、
どうしてあんなにも美しいのか、と。
選手ごとにフォームの個性はあっても、
誰もがよく似た美しい姿で駆け抜けていきます。
「走る」という行為をひたすら極めると、
たった一つの姿に収束するんじゃないか
と思うくらいです。
力んだり、慌てたり、
バランスを欠いたりすることなく、
一定のリズムで繰り返されるフォームは
とてもとてもシンプルです。
シンプルな美しさを目にすると、つい
自分にもできる気がしてしまうのですが、
実際に走れば一目瞭然。
筋力も走力も持久力も
何もかも足りないんだとわかります。
そこで、本物の強さや逞しさは、
難しいことをシンプルにしか見えない姿まで
昇華できたときに身に付くのかも?
と考えさせられました。
スポーツに限らず、
どんなことでもシンプルは偉大です。
簡単に思えるアレコレは、どこかの誰かの
多大なる努力と工夫と継続の賜物。
ありがたや、ありがたや。
市民ランナーとしてのわたしは、
スランプな2023年でした。
でも、「走るってたのしい!」と
シンプルなよろこびだけは変わりませんでした。
今はそれで十分だなと思っています。
来年は、どこかの大会に参加できるかな。
力まず、慌てず、バランスよく。
2024年も走り続けていきたいです。
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