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サス(SASU)がカミ(KAMI)がかって HITOTZUKIのこと

※これは私の娘と アーティストHITOTZUKIの 神秘的な交流に関する事実です 私はこの手紙を ギャラリストの窪田さんに送りました 

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スノウコンテンポラリー 
窪田さん

昨日は SASU(以降サス)の展覧会のオープニングお疲れ様でした 今朝 すごい偶然があって 窪田さんとサスにも知ってもらいたくて 報告します

昨日の夜 東京で一人暮らしをしている娘が 年末年始 パリに行くので 代わりに実家に帰ってきました

さっき シャワーを浴びに行ったら リビングのソファに寝ていた彼女を見つけました そこで立ち話をしたのですが 娘はこんなことを言うのです

「パパ みて 靴屋のUGGにいったら ほらHITOTZUKI」
 
なんと 彼女はアグという靴屋の壁画 しかも明らかにサスの描いた絵の写真を 僕に見せるではないですか 僕は 彼女へプレゼントを買ったことを 黙っていようと思いましたが こうなったら 話すしかありません
 
「実は昨日からサスの展覧会があって 君の誕生日プレゼントがあるんだ」と正直に伝えました 

今はもう無い 水戸の駅前のHITOTZUKIの壁画が完成したのは 彼女が 大学1年生の時です 僕は彼女へHITOTZUKIのデザインの反物でつくった着物をプレゼントしました 出来上がったのは1年後 留学先の オーストラリアのメルボルンに持って行かせました 海外に行くと 日本人の文化を示すために 着物を着る機会があるからです 

その年の大晦日 僕と子供達(男の子2人)は 彼女(美伶)のいるオーストラリアを訪ねました (僕には長男怜位、長女美伶 次男偲游と3人の子供がいる)
美伶の希望で バイロンベイにホテルをとりました 僕たちはバイロンベイで過ごし 車で1時間のゴールドコーストで カウントダウンを楽しみ 最終日をメルボルンで過ごしました なので彼女にとって その柄は 家族の思い出とともに 馴染み深いものなのです

「すごい偶然」
「サスがカミがかっている」

僕は低品質の冗談を言い 僕らは苦笑しました

この出来事によって 彼女は生涯 HITOTZUKIのファンでしょう それはとても幸せなことです
 
近い将来 美伶はサスの展覧会を見に行くと思います  その時 窪田さんがギャラリーにいるといいのですが 

蛇足ですが 今晩 次男(偲游)の家に遊びに行くことにしました 町田で詩の集まりがあり 彼は町田の大学 青学理工の学生だからです 同人誌VOYの友人 加藤英俊くんと 町田で飲んで(彼がバイトしている居酒屋がある) 彼の家に泊まりに行こうと計画を立てていました 
ところが 美伶と話した直後 ラインがあり それは叶わなくなりました
「39.7度の熱です」
泊まるのは断念せざるを得ません まあ それはそれで 仕方ないのですが これも何かのご縁があるように思えてなりません 

水戸と オーストラリアと HITOTZUKI
娘の帰宅と HITOTZUKI の着物とSASU
荒川洋治※①と息子の発熱 日本未来派※②
(※①詩の集まりの講師)
(※②加藤君が今度入会する同人誌)

これらは 私の中で 有機的に結びついているような気がしたのです つまらない話に付き合っていただきました お許しください

何かの機会に カミにこの話を伝えてあげてもらえると幸いです

「磯崎の娘にとってサス(HITOTZUKI)の作品が 運命の作品になりました」と


UGGの製作風景


HITOTZUKIの着物


水戸駅前壁画プロジェクト

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