鄭成功と頼宣そして水戸
ずっと探していた 台湾を
昨夜 そのゲートが開いた
鄭成功の父芝龍は 平戸の海賊
明朝に仕えた 母は長崎の出身である
長じて明王から 厚い信任をえて
王族の名「朱成功」を賜る
国賊から英雄に祭り上げられた男たちは
とうとう国を背負う神龍となった
彼らは熊野水軍を通じて 紀州藩主徳川頼宣を頼った
明の再興は紀州にとっても千載一遇の好機
紀州の動きを恐れた幕府は 頼宣の案を棄却し
江戸に閉じ込めた 将軍家光が死去し 頼宣に力が集まる中 浪人達の反乱の責任を取らされ 思いは灰燼に帰した
その後、水戸は「朱舜水」を招聘した 鄭成功の盟友だある 徳川光圀の敬愛により明の思いは水戸に伝わり それは水戸学に流れ込むよって私の中にも少なからず鄭成功の思いが流れている
鄭成功は台湾からオランダを追い出し明の再建を画策した
日本は列強の支配からアジアを解放しようとした
今台湾がなすべきことを考える
歴史は繰り返す
海の力と
陸の力は
せめぎ合って
新しい状況をつくるだろう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?