ランシドの曲を耳コピ
ドラムプレイに磨きをかけるべく
楽器演奏者にとって、自分のプレイを日々更新し続け、磨きをかけることは大事なルーティーンだ。
磨きをかけないとすぐに錆びついてしまう。
「現状維持は衰退しているのと一緒」という言葉があって僕も好きな言葉ではあるけど、好き嫌いは別にして、こと楽器演奏者にとっては真理をついた言葉であると思う。
いや、このことを人に強要するつもりはない。
もちろん現状維持には現状維持の良さがある。
いずれにしても僕は、ドラムプレイに磨きをかけるべく日々奮闘している。
そして今、その一環として今までやったことがないような速いプレイに挑戦してみようと思い、、、
ランシドの曲を耳コピしている。
思わぬ落とし穴
ゆっくりなテンポから始めて徐々に速くしていき、今元曲の85%くらいまできた。
ちなみにテンポを落としての練習は、iPhoneのアプリを使って曲のテンポを落とし、それに合わせて練習している。
元曲の何パーセントかを数字で決められる。
本当に便利な世の中だ。
で、今85%まできて、思わぬ落とし穴にハマってしまった。
バスドラムのパターンが思ったように踏めない。
シンコペーションしたフレーズがもたついてしまう。
あるいは、ただ練習してただけだったら気付かずにスルーしていたかもしれない。
動画に撮ってSNSにアップしようと考えていたので、うまく叩けてないとはっきり認識できた。
録音や録画をして客観的にフィードバックすることの大切さを改めて思い知る。
とにかく、ちゃんとできてなくて悔しい。
難しいのは、コントロールを保つこと
動画で確認できたので、改めてまた練習している。
だが、やはりうまくできない。
身体が、脚が、思うように動かない。
気になり出すと余計に難しく感じられる。
難しいフレーズだとは思っていなかった。
速くさえ動けば難なくクリアできると思っていた。
でも、違った。
速くなってきた時にコントロールを失う。
難しいのは速く動かすことではなく、コントロールを保つことだったのだ。
身体操作の奥深さよ。
きっと糸口は見つかる。
もう一度ゆっくりなテンポから始めよう。