見出し画像

僕のイギリス旅 「ロンドン」~vol.2~

カラフルなニールズヤードを出て、ソーホーエリアを右手に少し北上する。
The British Museum(大英博物館)へ訪れた後に、The National Galleryに向かってそのまま南下してテムズ川沿いに向かうことにした。

The British Museumには多くの行列ができていた。博物館と道路を挟んだ反対側にはギフトショップが立ち並んでおり、ロンドンを訪れた観光客を呼び込んでいる。
並ぶ気力も失せるほどに並んでいたが、せっかくの機会なので並ぶことにした。

館内はこんな感じ。
広大な美術館の館内には、約800万点もの彫刻や絵画などの美術品が展示されている。
丸一日時間を潰すことができるほど広いが、僕はアートを一点一点じっくりと見て回るタイプの人間ではないため、ササっと気になる展示だけを見て回った。

宿泊先のホテルからかれこれ数時間歩き回ってきたため、少し疲れを覚えてきた。
ちょうど外に出るとキッチンカーでラテが売っていたので、購入して一息つくことにした。

ラテのカップのラベルを見えると、そこにはピーターラビットの絵柄が。
そういえば、ピーターラビットの絵本はイギリス生まれのウサギだった。
こんなところでも 「イギリス」を感じることができた。

僕はカフェが好きでよく訪れること機会が多いが、あまりカップのラベルを意識してみる機会が少なかったと思う。
チェーン店ではあまり感じることは少ないが、ローカルなカフェではたまに目を引くデザインに出会うことがある。コーヒーの味の違いもそうだが、ラベルのデザインからその土地やカフェのコンセプトに触れられるのは楽しい。

ピーターラビットの絵柄のラテで一服した後は、The National Galleryに向かって、南下していくことにした。

この美術館のいいところは何といっても入場料が「無料」であることだ。
また、例え無料であっても、ゴッホのひまわりを鑑賞することができる。
よく本や映像で目にしていたゴッホのひまわり。実物を見ると、絵の質感を感じることができ、想像以上にインパクトがある。

The National GalleryからWhitehallの通りを南に望むと遠くにビックベンが見えた。

ここに来るまで数時間ブラブラとロンドンの街を歩き回ったが、こうしてビックベンを見ると本当にロンドンに来たんだという実感が湧いてきた。
ゴッホのひまわりもそうだが、やはり本や映像で見ていたものをリアルに見た時の衝撃は鳥肌ものだ。それもみたいものであればあるほど。

今では、写真や動画でありとあらゆるものが手軽に見れる時代であるが、実物に勝るものはないな。

ワクワクする気持ちを感じながら、また歩き出した。

よし、いよいよビックベンを見に行こう。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?