「地面師たち」を見て、三次元が苦手だと気づいた。
Netflix『地面師たち』を見た。
主演クラスはもちろんだが、アントニーとサワー頼む社員が良い味出してた。好き。
久々にドラマ見て分かったのだが、基本的に三次元の話が苦手。
どうしても「それ無理あるなあ」と突っ込みをいれてしまい、
「まあ創作だから」と自分に言い聞かせる。
そういった邪魔な感情が入ってきて、素直に楽しめない。
『地面師たち』は前評判通りキャストの演技が上手く、すぐに没入してしまう。
しかし、その中で「いや、それはないだろ」という話が出てくると、現実に戻されてしまう。
これが何度も繰り返される。
なんということか。
演技が上手いことが足かせになり、私は物語を楽しめなくなっていた。
AI曰く、「サスペンション・オブ・ディスビリーフ」の能力が弱いためらしい。AIは何でも知ってるなあ。
サスペンション・オブ・ディスビリーフ
仮に嘘であっても、そこに深い興味を感じることができ、真実らしさを認めるとき、ひとは物語の非現実性について吟味することを停止する。この状態を「不信の停止(Suspension of Disbelief)」と言います。
簡単に言うと、没入したら何でも信じる力、みたいな感じ。
アニメ・漫画はどうなのか
アニメ・漫画は最初から虚構だと思っているので、この現象が起きない。
ではアニメ・漫画の実写化はどうか。
これも思い返せば、
ラブホテルに勤務する話は普通に見られたのに、
女性が男性と勘違いされる話は見られなかった。
だって演じている人がどう見ても女性だったから。
つまり現実に無理があることを実写化されると冷めるのだ。
悲しい事実に気づいてしまったなあ。
自分を一つ知ることができたから、そう考えれば良い事実か。