武井壮に憧れて8年ひきこもりから脱出した話
吾輩は元ひきこもりである。名前はお松。
今、人生の重大な岐路に立っている。
大きな不安とストレスの中で、今までの人生を振り返ってみたいと思う。
これは武井壮さんに憧れてひきこもりを脱出した男の話である。
ひきこもりに悩む人の、何かの力になれば幸いです。
『なぜひきこもったのか?』
当時もわからなかったし、今も答えは出ていない。ただ、何個かの要因が積み重なってどうしようもなくなったとだけは言える。
一つ例をあげるなら僕は高校生の時に電車に乗れなくなった。
学校に向かうための満員電車で体調が悪くなり、まともに立っていられずうずくまるなかでサラリーマンに席を譲ってもらった。
感謝する気持ちから、だんだんと申し訳なさ、恥ずかしさが大きくなっていったのを覚えている。
それ以降、また体調が悪くなったらどうしよう、またまわりに迷惑をかけてしまうかもしれないと思い、親は車で駅まで送ってくれたが車から出ることができなかった。
この後も転校したり、高校中退したり、とあるバンドに救われて電車乗れたり、ひきこもりの苦労話とか語りたいことはあるんですが割愛して本題へ。
『8年家にいる男と8年家が無い男』
武井壮さんを初めて見たのは深夜番組『うもれびと』である。(2012年。中居さんの番組)
漫画の世界から飛び出してきたような筋肉ムキムキの男は十種競技の元日本チャンピオンで、動物相手に2万戦無敗で百獣の王を目指し、桁外れの運動神経を持っていて、足は速いわ、跳び箱18段飛ぶわ、脳筋かな?と思ったら中高6年成績トップやら、めちゃくちゃしゃべりもうまいし面白い。
うもれびとで武井壮さんは8年家がないと紹介されていて、ひきこもりで8年たっていた僕は180度違う人生や性格や行動力を持つ『武井壮』という人間が太陽に見え、物凄いエネルギーを受け取ったのを覚えている。
「何か行動しなきゃ、このままじゃダメだ、働かなきゃ」という思いが強くなり、バイトを始め無事に8年のひきこもり生活から脱出。
そっから武井壮さんは『いいとも』のレギュラーになったりテレビであっという間に活躍していきましたね。
ひきこもり脱出してからだったと思いますが、
武井壮さんが2012年に本を出版されたとき握手会に行ったのと、オールナイトサファリという深夜イベントに行ったことがありまして、最後写真撮ってもらった時に感謝を伝えたく「武井壮さんのおかげでひきこもり脱出できました!」と伝えたら武井壮さんから「もうひきこもるなよ!」と言ってもらえ、その言葉が今も心の支えとなってます。
武井壮さん、感謝してもしきれませんが本当にありがとうございました。
結論:うもれびとから8年たった今も人気者の武井壮さんはやっぱり凄い
で、いい話で終わればいいんですがそっからめちゃくちゃ色々ありまして。。
冒頭の人生の重大な岐路が解決しておらず。
この悩みを書くにもその前に何個か書く必要があるので続きます。。(反響あれば)
次回:『お松、仕事やめるってよ』
追記:別の記事を書きました