スマホ脳と身体意識
こんにちは!
ぼくはiPhoneユーザーなので、iPhone16が発売されるのは少し気になったんですが、値段が12万〜16万ぐらいと普通のノートパソコンよりはるかに高いのにびっくりしました。
日本はAppleユーザーが世界的にも多いそうですが、どれくらい売れるんでしょうね。
みなさんは1日にスマホを何時間ぐらい使っていますか?
ぼくはこのnoteのブログをいつもスマホで書いていますが、少し集中して書いていると、すぐに1、2時間ぐらい経ってしまっていることに気づきます。
アンデシュ・ハンセンというスウェーデンの精神科医がコロナ禍の2020年に出版した「スマホ脳」という本には、人類は現代社会に適当できるようにはできていない、という話があり、スマホは使い過ぎると人間の脳に様々な害やリスクを与えるということを科学的に論じています。
今回お伝えしたいのは、スマホを使いすぎると身体意識がなくなっていく、ということです。
違う言い方をすると、できるだけ時間を作って自分の身体に意識を向けるようにしていただきたいです。
レッスンに来てくださる方には、普段仕事でデスクワークをされている方、もしくは以前されていた方がとても多いです。
そしてデスクワークをされている方の多くが女性特有の症状をお持ちでした。
子宮内膜炎、子宮筋腫、PMS、お腹の冷え、子供が欲しいのになかなか妊娠できないなど、なんでこのようなことがたくさん起こるのだろうと疑問に感じていました。
そして最近になって、どうやら座りっぱなしで動かないのと、スマホを中心にデジタル機器の使い過ぎで身体意識が欠如していくことが根本の原因なのではないかと思い至りました。
「スマホ脳」にも書かれていますが、人類は約20万年前に地球に誕生してから狩猟採集で暮らしていた時期が最も長く、農耕生活でさえ大きな時間軸で考えるととても最近のことなのだそうです。
ということは、現代のスマホが当たり前の時代は人類にとって初めての状況なので、適当できずにいろんな問題が起こっているというのも頷ける話だと思うのです。
中でも女性は男性よりマルチタスクを処理する能力が高いと言われていますが、その分いろんなことを常に気にしていて、心配事や将来の不安など、精神的なストレスを抱えるほど、身体意識はどんどんなくなっていきます。
性別の違いは関係なく、男性にも慢性的な腰痛や鬱、高血圧や2型糖尿病など、一見生活習慣や仕事のストレスに原因を探しがちですが、根本的には同じように身体意識の欠如から起こっているのではないかと推測しています。
座りっぱなしが良くないので、立ちっぱなしはどうかというと、立ちっぱなしもやはり腰痛や膝の痛みなど、また違った問題が起こりやすいので、やはり動かない生活というのは人類の長い歴史の中でも前代未聞なのです。
知り合いに大工さんがいますが、確か70歳前後ぐらいだったと思いますが、とても元気です。
やはり身体を使う仕事をしている人は元気な人が多いですね。
淡路島の農家をしている同級生もとても元気です。
昔は仕事自体が肉体労働だったので別で時間を取って身体を動かしたりする必要はなかったですが、今はほとんど身体を動かさなくても仕事も生活もできてしまいます。
具体的なスマホの使い過ぎによる脳の状態や、身体意識とはどのようなものかについて、次回以降でさらに詳しくお伝えして行きたいと思っています。
同じ話題で分割するのは初めての試みですが、結構興味深い内容だと思うので、楽しみにしていただけると嬉しいです!
今回は少し短めに、まずはざっくりとスマホと身体の関係が「ある」ことを知っていただきたかったです。
それではぼくもそろそろスマホを置いて家のことをしようと思います。
今日もここまで読んでいただきありがとうございました!