「超・箇条書き」読んだ記録


今回読んだ本


タイトル : 超・箇条書き
著者 : 杉野幹人
発行所 : ダイヤモンド社

背景


近年、情報過多の時代に突入している。「長く伝える」から、「短く、魅力的に伝える」ことが求められる。
超箇条書きとは、このための手法である。

概要


超箇条書きは、以下の3点を満たすものである。

  • 構造化

  • 物語化

  • メッセージ化

構造化

構造化とは、相手が全体像を一瞬で理解できることである。以下の3つの手順に従って行う。

  • 「似ているもの」を1つにまとめる。

    • 動作主体と対象を明確にして、動作主体が異なるものは別々にグルーピングする。

  • レベル感を整える。

    • グループ化の結果を受けて、「要素ごとの関係が直列であるか、並列であるか」を判断する。

  • ガバニングを行う。

    • 今から何を述べるかを宣言する。「2つの問題と、3つの解決策」のように数を書く。

物語化

物語化とは、相手の関心を引くことである。以下の3つのコツがある。

  • 相手が求めていることを先に伝える。

    • 相手が概要の解説から求めているのか、答えを求めているのかを見分ける。

  • 相対的MECEで書く。

    • 相手が欲していることだけ、漏れなくダブりなく書く。

  • 固有名詞を入れる。

    • 例を書き足すことも効果的である。

メッセージ化

メッセージ化とは、スタンスを取ることである。以下の3つのコツがある。

  • 相手にとって意味のないことを言わない。

    • 「一生懸命頑張ります。」は何の意味も持たない。

  • 否定を書く。

    • 「量ではなく、質を求める。」

  • 数字で述べる。

    • 「1年後に、3千万の利益を出す。」

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