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LUMIX G9 PROで紹介するパウダー天国のニセコ旅

こんにちは、あなたのココロのスキマ♡ライカと写真でお埋めします、hirotographerです。

冬の北海道は好きですか?雪は好きですか?パウダースノーは好きですか?
まず、この動画を見て欲しい・・・

そうです。
インバウンドの冬の観光地として注目を浴びる北海道。なかでも海外からの熱視線の注がれるニセコに今年も行ってきました。
コロナ禍で海外客は大幅に減っていると言えど、淡々と開発が進んでいる部分もあり、あの「アマン」も一部分譲ありの国内4軒目のホテルを2023年開業予定です(分譲別荘価格はなんと1棟20億円=2000ライカ)。

大自然を滑走する: LUMIX G9 +LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH.

ニセコ最大の魅力は質・量ともに安定している極上のパウダースノーとそれを満喫できるゲレンデ+オフピステ(ゲレンデ外)の広大かつバラエティに富んだ滑走環境でしょう。東北は岩手で育ち、北はカナダから南はニュージーランドまで滑り倒してきた(スキー的な意味で)私、hirotographerとしてもこれは他所ではなかなか出会うことの難しい至高のレベルにあると断言できます。雪はとにかく軽くて浮遊感が素晴らしいし、各所に設けられたゲートからコース外に出る(※)とちょっとしたアドベンチャーが味わえます。ノートラックの誰も滑っていない腰まで、いや時に胸まで埋まるようなパウダースノーに出会えた日には・・・もう・・・合法なのに中毒性の高すぎる白い粉で後戻りができなくなってしまいます。

寒さに車の窓も凍る : LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

「ぜんぶ雪のせいだ」


という言葉が頭の中で反芻します。そして、また冬が近づくと手の震えが止まらなくなり、気づけば新しい道具やガジェットをそろえて飛行機に乗っている・・・恐ろしいことです。(※)ニセコのコース外に出るにはヘルメット、ビーコンなどの装備、およびニセコルールの遵守が必要となります。

ちなみにパウダースノーの深さについて軽く説明しておくと深さによって以下のようなレア度と症状が報告されています。ご参照ください。

膝パウ:滑っていると膝まで雪が達する深さ。この時点でかなり贅沢。中毒症状が出始める。帰宅後、新しい板が欲しくなったりする。ニセコでは毎朝安定してこれくらいいける。

腰パウ:滑っていると腰まで雪が達する深さ。幸せで絶頂な状態。多くの場合、極度のジャンキーを作り出す。パウダーを争っての凶暴性を誘発することもある。低気圧が数日続いた場合などに遭遇できる。

胸パウ:滑っていると胸まで雪が達する深さ。雪自体の軽さがないとそもそもここまで埋まらない上、積雪量も求められるため、文字通り奇跡のようなパウダー。粉でむせて窒息死しそうになる。一度味わうとリハビリしても戻れなくなる。

民明書房「パウダースノーとその魔力」より
今回宿泊したコテージ : LUMIX G9 + LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.

これに加えてニセコは温泉も最高!
アサイチにリフトに並んでパウダースノーをたらふく楽しんだ後で、温泉に浸かって癒されるという組み合わせは日本独自の最高の悦びですが、近年ではニセコを訪れる海外の方にもすっかり浸透している印象。
ただ、鯉川温泉、薬師温泉、新見温泉などの世界遺産級の温泉たちが次々と廃業となり本当に寂しい限り。引き続きがんばっている雪秩父、五色、ニセコグランドなどの温泉にはエールを送りたい気持ちでいっぱいです。

そんなニセコを今回はLUMIX G9をお借りして旅してきました。昨年までは動画用にアクションカム数台とSONY α7RIV、スチル用にライカを持って来ていたのですがとにかく機材が嵩張る…ところがLUMIX G9を持っていくと、動画は撮れるし、写真も撮れるし、機材も軽くて済む。なんなら、レンズはライカだし、ボディの中身はライ…おっと誰か来たようだ、ゲフンゲフン。ということでコンパクトに済むのが素晴らしい!!

動画はほとんどがアクションカムですが、G9の10bit Logのグレーディングで朝の湾岸のガントリークレーンも思い通りの色味に再現できました。
ちなみに全日本ガントリークレーン大好き協会会長へこの瞬間就任いたしましたことを新春の慶びよろこびと共にここに寿ことほぎます。

車内から:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

その後に続く、飛行機の上のシーンの色味もスチルと違和感なく再現できています。何より機内に持ち込んでもコンパクトで嵩張らないのにフルサイズ換算24-120mmという画角で自由に撮りまくれるのが楽しい!!
レンズの描写力で雲の立体感も出ていてお気に入りの一枚です。
今までマイクロフォーサーズ触ったことがなかったのですがぶっちゃけ反省しました。

機内から#1:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

普段は撮っていても気づくと寝落ちしてしまうのですが、LUMIXでの撮影が楽しくてこの日は海の上に浮かぶ雲の姿も写真におさめることができました。

機内から#2:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

ニセコの建物は海外のエッセンスがあるというか、少し独特なものが多いので撮りがいがあります。これはお蕎麦屋さんの外観なのですがこの精悍な佇まい・・・。
RAWで撮って軽くプリセットを当てたくらいの編集なのですが、黒の締まり具合とキリッとした描写が気に入ってます。

お蕎麦屋さん:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

G9のボディ自体は他のフルサイズミラーレスと変わらない大きさなのですが、レンズがコンパクトなので外出する時は持ち歩くのに抵抗なし。
数年前と比べると海外の人が少ないので人では多くないのですが、そんな中でも楽しくスナップを撮ることもできました。

こんなスナップもばっちり:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.
黄色の再現もしっかり:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.
玉ボケの美しさ:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.
雪の諧調もしっかり:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

伝え遅れましたが、身内といえどパウダーのファーストトラック(誰も滑っていないところを滑走する)は争奪戦です。少しでも隙を見せたら出し抜かれるニセコの朝の殺伐とした雰囲気はリゾートであることを忘れてしまうほど。
同行したメンバーもそれぞれ我先にと雪に飛び込んでいきパウダーを楽しんでいたのでスキーの写真はほとんど撮れてませんが、LUMIX G9の雪山でも常に持ち歩けるサイズと重量で何枚か山から見た地上の写真も残すことができました。

ニセコビレッジのゲレンデから:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

そんなこんなで今年も散々ニセコを満喫した年末年始。
今年も最高の思い出ができ、後ろ髪を惹かれながらも「また来よう!」とニセコを後にし、一路新千歳へ。

ところが・・・

そこから18時発だったはずの帰りの飛行機は
18:40発

19:30発

20:00発

・・・結局3時間遅れ、離陸21時過ぎとなり、
疲れ果ててなんとかギリギリ1月2日中に帰宅。


それもこれも・・・




「ぜんぶ雪のせいだ」



帰れまてん:LUMIX G9 + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH.

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