もしも管理会計SaaS企業に、管理会計もSaaSも未経験の状態で入社したら
はじめに
初めまして。DIGGLEのカスタマーサクセス(以下、CS)でチームリーダーをやってます、田中裕人です!
DIGGLEには2022年9月に入社し、実際に今まで働いてみて
CSってどういう仕事なの?
DIGGLEにはどんな人がいるの?
何が大変でなにが楽しいの?
みたいなところが見えてきたので、思いつくままにご紹介します!
管理会計SaaSのCSという仕事を分解しながら、管理会計だけでなく、プロマネや営業の経験がどう活かせるかについて書いたつもりです!
少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
こんな方に読んでほしい!
DIGGLE(特にCS)に興味がある人
プロマネ経験を活かして新しいことにチャレンジしたい人
「予実管理」「SaaS」「CS」のどれかに興味がある人
スタートアップへの転職に迷いがある人
経歴・入社のきっかけ
学生時代は教員志望(国語の免許持ってます)
→紆余曲折あり新卒でハウスメーカーに就職(営業2年半・経営企画2年半)
→DIGGLEのCSに転職(いまここ)
前職の経営企画がそれはまあ大変でして、、、
花形とかって聞いてはいたけど実際の仕事は
数字の収集作業に追われる
会議の資料作りで手一杯
ネットに書いてあるような戦略や打ち手を考えるような暇はない
という状況でした。
他の会社でも同じなんだろうか?と疑問に思ったことから転職を考え始めました!
たまたまDIGGLEに出会ったのですが、まさに自分の抱えてた課題にピッタリ、かつ色々な会社の経営企画と相対するということで入社を決めました!
▼DIGGLEの会社紹介はこちら
どんな人が働いている?
いまDIGGLEには約20人のCSが在籍しています!
そのうち8割くらいは経営企画か経理の経験者で、それぞれの経験を出し合いながらお客様の困りごとに対してDIGGLEを通してどんな解決策を提案できるか?を日々考えています。
ここ半年くらいで経営企画・経理経験者以外にも、CS・人材コンサル・営業・事業企画経験を持ったメンバーも増えてきており、管理会計知識を身に付けつつプロマネの経験を活かして働いているメンバーもいます!
実際の業務内容
具体的にDIGGLEのCSがどんなことをするのか整理してみます。
解決したいことやゴールを確認して、導入スケジュールを決める
顧客の資料をもとにヒアリングしながら、今までどんな管理をしていたのか整理する
整理内容を実際にDIGGLEに反映して設定していく
今までの運用から変えたほうがよいものについては提案する
お客様の社内により深く根差したシステムになるように活用方法を提案する
お客様からあがってきた要望や改善点を開発チームに伝える
やってよかった取り組みについて社内の勉強会などで共有する
その他CS業務の効率化のための社内PJを推進する(人によって採用や業務標準化、ナレッジ共有など色々)
他にも挙げるとキリがないですが、主に上記のような業務が存在しています!
これらを自分なりに整理すると、
2,3,4,7番の業務は管理会計の知識や経験をもとにお客様について理解する力が求められる業務
1,5,6,8番の業務はプロマネや営業のような推進力や提案力が求められる業務
というように分類できると考えています。
(厳密にいうと両側面を持つようなものもあるのですがざっくりです)
ぶっちゃけ今のDIGGLEのCSの強みは?弱みは?
そんなDIGGLEのCS組織の中で、正直なところ強みと弱みって何だろう……?と考えてみました。赤裸々です。
強み
経営企画・経理の経験者が多いこと
これは正直、相当な強みだと思っています。 いろんな業界の経験者がいるので相談すれば何かしら返ってくる環境ですし、お客様からもCSサポートを期待して受注いただく案件も少なくないです。
より業務負荷を減らして、より高品質な顧客体験を提供しようとしていること
お客様ごとに様々な管理をしているものに対して、高い品質の提案をしようとすると業務の負荷が大きくなっていきます。 品質を担保しながら負荷を減らすために、という観点で社内の取り組みも活発です。 具体的には、提案資料の標準化(フォーマットの統一)や提案事例の体系化、CS勉強会の実施、オンボーディングの充実などを行っています。
弱み
プロマネ・営業経験者が少ないこと
お客様への提案の際にしっかり推し切れなかったり、案件進捗のコントロールをする点では課題を感じています。 何となくできることはあっても、体系化していくところにハードルを感じています……。
提案を資料化する際のフレームワーク知識が少ない。 少し複雑な提案になると、資料をまとめるところで時間がかかったりうまくまとめ切れないようなことがあります。 正直、自分で勉強するべきところでもありますが、チーム内で生きた資料を見て学べる機会が少なく、みんな四苦八苦している印象です。
これからもっと成長して強い組織になっていくためには、管理会計知識も大事ですが、提案力やプロマネの知識・技術をもっともっと取り込み、磨いていく必要があると痛感しています!!
管理会計の知識はどう身に付けるの?
赤裸々に強みと弱みを書きましたが、では実際に管理会計の経験がないメンバーがどうやって知識を付けていくのかについても紹介しておきたいと思います。
CSチームでは、ここまでにも書いたようにオンボーディングの充実や、勉強会の実施なども積極的に行っています。
オンボーディングの充実
入社1ヶ月くらいの中で、MTG動画やロープレ、DIGGLEの環境構築練習、指定の書籍などを用意しています。 ここで基礎的な知識や実際のお客様の声を感じてもらいます
勉強会の実施(1回/週・担当持ち回り)
事例の紹介はもちろんですが、最近だとキャッシュフローの計算方法などお客様の実務に近いところの知識もインプットできるような会もあり、会計知識を身に付けられる機会になっています。
Slackの質問チャンネル
社内のチャットツールとしてSlackを利用しているのですが、その中に質問チャンネルがあります! ここに質問すると誰かしら必ず反応してくれますし、答えを持っていなくても一緒に考えてくれる人も多く気軽に壁打ちができます!
上記のような仕組みの中で知識を得つつ、独り立ちできるまでは実際のお客様とのMTGにも他メンバーが同席してくれるので、働きながら知識を身に付けていける環境になっています!
どんな人と働きたい?入社したらどんな人材になれる?
長々とDIGGLEのCSについて、本音を交えつつ紹介してきましたが、最後にどんな人と働きたいと思っているか記載します。
大前提として、より会計知識の専門集団となるためにも、管理会計経験者の方にはぜひともご入社いただきたいと思っています!
管理会計の知識を活かしながら、クライアントワークの経験を積むことで幅広いスキルが身に付けられます。
そのうえで、これからのさらなる成長を考えていくと、
「面白そうだと思うけど、会計領域は未経験で不安だな……」って思っている方も大募集です!!
ここまで書いてきた通り、会計知識は身に付けられる環境ができていると思っています。
そのうえで、PJ管理経験や提案力などをどんどん社内に取り入れていくために営業・コンサル・PM経験をCSチームに還元してもらえたら嬉しいです。
ここまで読んでくださったみなさんに、DIGGLEのCSをより強固な組織にするためのお力添えをいただけたら幸いです。
管理会計知識を身に付けながら、今までの経験を組織に還元することで「強い組織」づくりをリードしていく存在になっていただけると思っています!!
また、DIGGLEカスタマーサクセスチームの仲間もnoteを書いてます。
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