100人の大人とつながるプロジェクト@家庭版 2中高生と色々あったけど今が一番楽しい大人との対話の会

知窓学舎で大人への思い込みをアップデートされた僕は、母が薦めるあるイベントに参加してみることにした。
それが中高生と色々あったけど今が一番楽しい大人との対話の会。
https://windingroad.life/

この会は大人が一方的に話すのではなく、それぞれの失敗からの立ち直りを対話する会だった。ここでの学びは多かった。
① 失敗からの復活ケーススタディー
② 僕らの話を丁寧に聞いてくれる大人との出会い
③ 大人は思っていたほど大人じゃない
僕以外の参加した中高校生も同様の事をフィードバックしていた。
丁寧に自分の話を聞いてもらう体験は人生初だった。こんなに素晴らしい大人もいるのかと驚いていた記憶がある。
大人の皆さんの失敗ストーリは、そんな経験してよく立ち直れたなと思うほどの大失敗もあって、僕はここから失敗への恐れが無くなった。一番の収穫は大人は自分が思っていたほど完璧じゃないって事だ。中学生の僕と同じように日々悩みながら前進しているお話から勇気を頂いた。

同時期に未来の先生展という教育系のイベントにも参加した。
これは知窓学舎の矢萩塾長が登壇されるという理由で行ってみた。軽い気持ちで参加したがここでも僕は後の人生が反転する大きな衝撃を受けた。
2年後の高校一年生の時には学校の先生が登壇され、21世紀型教育を受ける現役の生徒が感じている事を発表させて頂いた。

どんな衝撃を受けたかというと、僕が中学で学んでいる授業スタイルへの問題点を話されている方が殆どで、教育を変えなければと訴えているワークショップが多かったからだ。
変えなければいけない教育を僕は毎日受けているの?
面白くないと思っていた自分の感覚は正当だと認められたようで嬉しかった。

僕が感じていたこと
当時の僕はこの2つのイベントで、意外と大人は自分と近しい存在で、今まで関わってきた大人とは異なり、わざわざお金を払ってまで、僕たち中高生のために自分たちの失敗から得た学びを話してくれる大人もいることがわかった。そして、大人への不信感、警戒心がほとんどなくなった。
どんなことでも相談に乗ってくれる。自分の憧れが見えた。

母の考え
知窓学舎で大人への警戒心が緩み、更に色々な大人にお逢いしたい気持ちの芽生えが見受けられた。そんな折、中高生と大人の対話の会を企画している人に出会った。
「中学時代のパシリ経験が今役になっている大手会社の役員さんの話を学生さんが聞いたら面白いと思いませんか?」とのお話に惹かれチャンス到来。第一回開催前に実行委員として関わらせて頂くことに。成功哲学を耳にする事は多いけれど、失敗哲学からの学びも多い。特に息子は失敗を恐れている傾向があると感じていたのでこの会は天からの贈り物のようだった。この後果敢にチャレンジを繰り返すようになり、失敗も大失敗も経験している。立ち直り方をこの時期に学べたのは彼にとっての財産になったのではないだろうか。
息子はこの会で総勢30数人の方と繋がらせていただき、その後もSNSで大人たちの動向を拝見する事になる。

未来の先生展に参加して、教育に対して私の知識の無さを反省する事になった。
息子は未熟児で生まれて小学校入学時は体力もなく中学受験をするイメージも持てなかったことから自宅から30分圏内の私立小中一貫校に入学した。中等部に進級するころからは息子に合わない学校を選択してしまったのでは無いだろうかとの贖罪の思いが心の片隅に常にあり、未来の先生展で現行の教育の課題とあるべき教育の姿を聞くと、その思いは止まらなくなっていった。「今、軌道修正をしなければ」と。
未来の先生展で登壇された先生方をSNSでフォローしたり、セミナーには可能な限り参加した。この時に札幌新陽高校の荒井校長先生と京都芸術大学本間副学長のワークショップに参加して、札幌新陽高校が生徒にとって面白い取組をされている事が息子の進路に対する考え方を刷新した。現役高校生が趣味のスノーボードのグッズをデザインして起業。それを校長先生もバックアップしているという。親子でワクワクした。調べればすぐに出てくるものを暗記してテスト後には忘れてしまう事に多くの時間を取られる。それよりもワクワクする事に時間を使える高校生が輝いて見えた。

知窓学舎・中高生と色々あったけど今が一番楽しい大人との対話の会・未来の先生展

ここまでで50~60人位の方と繋がらせて頂いた息子は、自分に近しい感覚の方と徐々にコンタクトを取らせて頂く様に変化していった。特に当時ハマっていた自転車系繋がりの方とは密に繋がらせて頂いた様子。この後に我が家の「終わりなき自転車戦争」を救ってくださったのもこの方々でした。

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