高低差 24‐25第7節 マドリーvsアラベス(H)

[情報]

スタメン



交代 
68’ ロドリゴ、バルベルデ→エンドリッキ、モドリッチ
79’ エンバペ、ミリトン→ギュレル、バジェホ
エンドリッキが真ん中、ギュレルが右に。バジェホは右CB
90’ ヴィニ→フラン
非保持では442で前から、541でブロックを敷く。フランはSH兼WB。

セットプレーキッカー ロドリゴ

保持 433
非保持 442 ロドリゴ右、ベリンガム左のSHで44のブロック


[試合]

この試合の前半は今シーズンのベストパフォーマンスだった。
個人が使えるスペースを大いに活用し、クロースの不在で少なくなってしまったサイドチェンジを左右から意識的に使用。相手がベタ引きするチームではなかったことも味方し、マドリー自慢の攻撃陣がある程度の自由を得られた。 

マドリーは幸先よく先制する。
右SBの位置に降りたバルベルデが左サイドで張っているヴィニへサイドチェンジ。縦に突破してマイナス方向へクロス、エンバペとベリンガムがキーパー前までDFを引っ張ってできたスペースにルーカスが入ってきてゴール。開始1分でのゴールで連戦が続く中で楽になるゴールだった。

21’の押し込んだ中でチュアメニ→ベリンガム→ヴィニ→エンバペの流れで点取った場面がめっちゃ好き。オフサイドにはなったけど。チュアメニからマーカーの背中を取ったベリンガム、そこにつり出されたヴィニのマーカー。背中でヴィニが受けて、また相手の背中を取ったエンバペでゴールだった。個人技術が各々連結してつながった場面だった。

そして2点目。これも21’のロマン中央突破と類似。これはミリトンが持ち上がってエンバペ、ベリンガムの連携でゴールまで。これも背中、背中、最後は相手をかわしてシュート。引いてくる相手にこのような状況を作るのは難しいが、自分たちで作ったスペースを活用していったこの2つの攻撃はとても良い。ただ、あくまでもロマンなので、日常的にはできないし、再現性はないので、これを基本にして攻撃を組み立てるのは違う。あくまでも好きというだけ。


この試合最大の謎はミリトンとリュディガーの位置。真っ先に浮かんだのはミリトンはチュアメニ、リュディガーはアラバとの組み合わせを成立させるための練習とかかなっていう。それでバジェホを投入した後はリュディガーを左に戻してたし。あんまりよくわからん。


[最後に]

この日のロドリゴは得点の単独突破含めて良かった。
ただ、集中力を欠いている時間にバジェホを投入して2失点したのは印象が悪かった。1失点目はルーカスのやらかしだけど。これでハコボのデビューもお預け。ハコボが運悪いっていうだけじゃなくて、今後のシーズンを戦っていくうえで、ハコボを試す時間を得られなかったのは痛かった。


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