Follow Your Heart
上京してからもう早1年。
慌ただしく送ってきた社会人生活ももう2年目を迎えようとしている。
決して焦っているわけではないが、僕の周りの同級生は3年目に入ろうとしていて、結婚や転職、留学など、それぞれが人生の大きな選択をしている人がどんどん増えてきている。
「自分はどうなりたいか」「自分はどう生きたいか」
周りの人達が少しずつ変わり始めている中、常に自分にも問いかけられているような気がする。
自分にもこれから訪れる大きな岐路の選択の際の拠り所の1つになるように、今の時点で感じていること、思うことを今回は記していこうと思う。
今、僕は少しずつできることも増えてきて、気づけば不動産のことをずっと考えているくらいには仕事に打ち込むことができている。
野球にのめりこんでいた、あの時の感覚が良くも悪くも戻ってきた。
何かに打ち込むことができていること自体はすごく良いことではあるが、そんな時間を過ごすことができているのは、あくまでも会社から「充実」を与えてもらっているに過ぎない。
そんな状況において改めて感じるのは、やはり僕がこれまでずっと言ってきているように人生において「与えられた充実」ではなく、自分で「作り出した充実」の必要性だ。
というのも、この不動産の仕事は、本当に社内外問わずたくさんの人たちと出会える仕事である。
しかし、周りの人達を否定するわけではないが、特に今の職場においては僕のなりたい像となる人達にはまだ見つからない。
大企業で安定しているから。
お金がたくさん稼げるから。
家庭があるから。
やりたいことはあっても、良い年齢になってしまったから。
色んな事情を抱えながら、仕事と向き合いながら人は生きている。
もちろん、大企業に入りたくても入れない人もいる中でこの状況がいかに幸せであるかも痛感している。
せっかく、この環境で働くと腹をくくった以上はしっかりと結果を出してみたいとも僕は思う。
でも大企業で働くために生きているのか。社会的信用のためにこの会社にいるのか。お金がたくさん稼げるから働くのか。
それは僕にとってはNOだ。
僕が憧れる人、なりたい人は、たとえお金は少なくとも、自分で充実を生み出し、自分を生かす場所を生み出し、それをキャンバスのようにして、自分の人生を本気で生きている人なのだ。
だから、カフェやバー、DJ、サウナなど自分のこだわりを持って、世に価値を提供している場や人に僕は惹かれるのだろう。
自分で言うのもなんだが、これまでそこそこの学校に通うことができて、名の通る大学も卒業し、大企業に勤める今は、当然の流れではあるのかもしれない。安泰ルートというか。このまま生きていて食いぱっぐれることは少ないルートに居られてているのはすごく幸せなことだ。
でも、そんな人生では僕は満足しない。
安定した土台があるなら、それを利用して、自分の生き様、自分だけのルートを作り上げたい。
だから、社会人2年目は「自分で作り出す充実」をテーマに少しずつ、少しずつ人生を豊かにする時間を増やしていきたいなと考えている。
仕事場になりたい像の人がいないなら、外の世界に出て、自分のなりたい像を明確にしていけばいい。
1年前とは少しずつ考え方も変わってきた。社会で揉まれる中で、きちんと成長はできてる。だから仕事も、自分の時間もどっちも追い求める2年目にしたい。
27歳。これが僕のこの会社でのリミットだ。(早くなるかもしれないが笑)
今の自分にしかできないサラリーマンライフをこれからも謳歌していこうと思う。
そんな2年目の川口の成長と挑戦を温かく見守ってくだされば幸いです。