見出し画像

大学5年目を終えて ~充実と答え~

はじめに

とうとう復学後の1年も終わり、残すは成績発表と卒業式を迎えるだけになってしまいました。そして、この記事はなんと乗り継ぎのドバイ国際空港からお送りしています(笑)
卒業旅行でトルコに行くのです!!!

とはいえ、またまたいつもながら更新が途絶えてしまっているのですが(笑)
では今回は休学前、休学中、休学後のすべてを含めた僕自身の大学5年間について、どんなことを学んだのかなと自身のためにも振り返ってみようと思います。

自身の大学生活を振り返ったときに、大学3年生の時にあるきっかけで短期大学で講演させていただく機会があったことを思い出しました。

その時の講演の内容が今振り返ってもすごくよかったので、まずはその時の内容の話から、大学5年間の振り返りに繋げていこうと思うので、今回もどうぞ拙い文ですが、お付き合いいただければと思います。

1:充実を自分で作り出す

画像1

なぜ僕が短期大学で講演をするに至ったかというと、当時大学の授業でお世話になっていた先生が、別の短期大学でも授業を担当していらっしゃったのですが、同じ若者でもすごく勉強面の意欲に差があると悩んでいらっしゃって。

そこで、先生から「同世代の君たちの話を聞けばいい刺激になってくれるかな??」ってことで講演をすることが決まったんです。

そして、その講演でどんな話をしたのかというと、それは写真にも題名にもある通り、「充実」についてお話させていただいたんです。
もう少し具体的に言うと、

「充実を与えてもらう」から「充実を作り出す」

こんな内容でお話ししました。

僕は小中高とずっと野球漬けの生活を送っていて、自分の生活の中に野球があることが当たり前だった。特に高校は本当に人生の中でも一番の思い出の期間で、中でも高校野球は今もずっと当時の友達と付き合いがあるくらいで、野球に打ち込む充実した生活を送っていました。

画像2

野球以外にも、僕が通っていた高校は行事も本当に楽しく、また高校野球が終わってからも、今度は受験勉強というエネルギーの注ぎ先があったため、野球以外にもあらゆることで充実していました。

そんな高校生活の末、無事に大学に合格することができ、入学前から決めていた準硬式野球団体に所属し、大学でも野球をする生活が続きました。大学生になってからは、憧れのアルバイトを始めたり、今までよりも遊びの幅が広がったりと大学生活を楽しんでいました。

しかし、野球、バイト、遊びを繰り返す生活を送っている中で、「充実しているけど何かもの足りない」と感じるようになってくる。
高校野球のころのような充実感とは程遠く、すごくもがいていた。

画像4

(大学2年生の春ごろ、一番もがいていた時期。野球が嫌いになったわけではなくて、情熱を注ぐ対象を野球以外に探していた。)

そんな自分をさらに追い込んだのは自分以上に色んな事をしていた高校の友人たちの存在だった。
留学に行ったり、学生団体で活動していたり、海外一人旅をしていたり。

大学1年生が終わったころ、振り返ってみるとその子たちと比べて自分には何もなかった。
部活ではないくらいの環境で野球を楽しみ、それなりにアルバイトをこなし、それなりに遊ぶ。

そんな自分が嫌で何かを変えたいと思い、少しずつ野球から離れ、いきなり僕はタイへと飛びました(笑)

画像3

タイは刺激いっぱいで、常識や当たり前をぶっ壊され、日本に帰ってきてふと気づいたんです。

「充実って自分で生み出すものだな」

今までの自分は高校までの時のように「充実できる環境を与えてもらうマインド」で生きていた。でも高校生までの間って、与えてもらう中で楽しむことが一番大事。自分ひとりでできることって限られているし、「充実できる環境」を与えてもらうことで、充実の楽しさを知る役割があったんだなと考えています。

でも、自己責任が増える大学生活では、「充実できる環境を与えてもらうマインド」、つまり受け身の姿勢では、1年生のころのように充実しているはずなのに充実していない虚無感を抱いてしまうんだろうなと。

タイがきっかけで「与えてもらうマインド」から「充実できる環境を自分で作り出すマインド」に変化し、そのマインドは僕の人生を変えてくれた。だから、今もここに立って講演ができているんです。

講演は以上のような内容でした。今振り返ってもすごくいい内容だなと思うのですが、当時この講演を聞いてくれた生徒の反応にも手ごたえがあったのを覚えています。

2.答えを自分で作る

画像5

ではこれはあくまでも前フリ。なぜ今回この話をわざわざ持ってきたかというと、この「充実を作り出すマインド」って、大学の学び、ひいては人生にも通じる考えだからです。

今回のメインテーマである、大学で何を学んだか。

それは

「答えに対する向き合い方」

だと考えています。

勉強には大きく2種類の勉強があります。
1つは、高校までやってきたような知識を与えられる勉強。要は答えが既に存在していて、それをいかに覚えられるかという勉強。受験勉強が一番わかりやすい例です。

そしてもう1つは、大学で得られたと思っている、知識を生かして0から1を生み出すための勉強。もう少しわかりやすく言うと、自分で問いを立てて、答えを作り出す作業のこと。卒論が一番わかりやすい例ではないでしょうか。

充実を与えてもらう高校生まではやっぱり勉強に関しても与えられることが多いんです。しかし、大学に入ると充実を作り出さないといけないのと同じでレポート課題といった形で、自分の答え、意見を求められる。

これって、人生でも同じですよね。

何一つ正しい答えは存在しない。
自分で、問いを答えを見つけていかなくてはいけない。

充実を作り出すマインドは、勉強にも変化を与え、答えを作り出すマインドに変化し、僕の人生の大切な価値観を作り上げてくれました。
高校生の頃の自分は、まさか今僕がドバイから記事を書いているなんて知ったらびっくりするでしょう(笑)

もしかすると以前までの社会であれば、答えを作り出す必要はなかったのかもしれない。でも今はVUCAと呼ばれるように、不確定要素が強い時代とも言われています。自分で答えを見つけなければいけない。それは大学で得られた学びにあると僕は考えています。

画像6

タイで学んだ充実を作り出すマインドは、答えを作り出すマインドに変化し、勉強の仕方に影響を与えた。勉強の仕方の変化は、人生の生き方に影響を与えた。

この5年間で得られた学びは本当に人生において大きいモノだと確信しています。

そんなことを振り返って思いました。あっという間の大学生活、本当にありがとう。社会人においてもこのマインドをどれだけ変化させて、新たなことを学んでいけるか。これから先もワクワクだらけですね(笑)

おわりに

休学と同時に始めたnoteは、休学日記、大学5年生日記と自分なりの考えを整理する場として本当に役立ちました!!

これからは社会人日記として続けていこうと思います。(きちんと頑張って更新します笑)

常に学びを得るためにはこのnoteは僕には欠かせない。
これからもどうぞよろしくお願いいたします😊

おわり 2022/2/20



いいなと思ったら応援しよう!