【ブラックブックレビュー】これがタイガースだ(1984年発刊→廃版w)

たまに本を紹介するが、今回はこれ。1984年に毎日新聞社の記者が書いた「これがタイガースだ」である。

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このサブタイトルの「ほんとの話」というキーワードがミソ。この本を簡単に言えば、「阪神球団の事件」のみ特集したものである。栄光の瞬間は1ミリも書いていない。ただただ、阪神の悪口を書いているものであるw

目次を見てみよう

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目次だけで、酷いことを書きまくっている、すごい本である。お家芸であるトラブルばかりをまとめた球団史。こんな球団は阪神しかないであろう。当時、高校生だった私が、それでもこのタイトルを見た瞬間、即刻買った。だって阪神=トラブル だったから。それ承知で応援していたので、今でもこの本は大切に保管しているw

今で言えば、日刊ゲンダイが何かと阪神の悪口を書きまくる(恨み)でも、ゲンダイにこの本は絶対書けないと断言する。それは一夜漬けで書いている記事だから。この大阪・毎日新聞社は日頃の記者活動の末書いたもの。だから、読み応えもあった。

電鉄本社、監督に押し付ける、極め付きの内紛劇。楽しいですよ。今の阪神にないドロドロで、笑えますw

最初の目次が、村山監督解任w すごいですわ

こんな歴史をかける球団になぜか誇りを持つ私です。悪いところを言えるのはすばらしいところだし、これができるのは阪神しかございません。

他の球団でできますか?やれるものならやって見ましょう。

※ちなみに発刊した翌年、阪神は日本一になったことを追記する。

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