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【エンディングノート】母と祖母にすすめた時の反応から、どうサポートするかを考える。
こんにちは!ひろたんです!
先日、母と祖母にエンディングノートをすすめてみました。
二人とも、楽しんでやってくれるかと思いきや、それぞれの反応が違っていました。そこから私が考察したこと、どういう風に上の世代にエンディングノートをすすめていけばよいか、私が考えたことをまとめてみようと思います。
86歳祖母へ、エンディングノートをすすめたときの反応
祖母は、歳相応の物忘れはあるものの、おかげさまで大きな病気があるわけでもなく、毎日絵を描いて過ごしています。
未だに、家計簿もつけています。
基本的には、書くことは苦手ではないタイプ。
孫やひ孫の誕生日には、いつもお祝いとともにお手紙も書いてくれます。
そんな祖母は、エンディングノートも楽しんで書いてくれる!と思っていました。
でも、すすめたときの反応は、イマイチ。
「やらないといけないと思うとしんどい」
私:どんな風に書こうかな。何を書こうかな。→ ワクワク
祖母:どこに、何を書けばよいのか? → 考えたくない、めんどうくさい
「書くこと」が得意な祖母も、エンディングノートを書くということは、とても難しいことなのだとわかりました。
65歳母にエンディングノートをすすめたときの反応
私の母は、これはいい!と思ったことは、徹底的にやる人です。
カタカナで表すと、ストイック!
一度始めたことは、何年も継続する人。私でさえ、もっと力を抜けばいいのに、と思います。
で、お金は極力使いたくない人。
自分でお金を出して、エンディングノートは、娘の作ったものであっても買わないです。
今回は、「書く気持ちがあるなら、商品あげるよ!」って、まず言ってみました。
そしたら、「やろっかな!」って。
3,000円の商品が、無料で手に入るのならやってみよう!と思ってくれました。
そこから、ガイドブックを説明していきました。
「この項目は、こんなことを書くんだよ!書くことでこんないいことがあるんだよ!」
ますます、母の好奇心を刺激でき、ワクワクしながら、無印にバインダーとルーズリーフを買いに行きました(ここは、自分でお金を出してもよいと判断したようです)。
書くにあたり、私がどんなふうに書いているかを見たいと言ってきました。
やはり、見本というか、どんな風に書いているかを参考にしたいとのこと。
きっと、hibiyaの商品を購入してくださった方々も、同じように人が書いたものを見たいと思っている方が多いのではないか。
それに、改めて気づく機会となりました。
超えるべきハードル
hibiyaのエンディングノートは、シール式。
好きなノートを準備して、そこにシールを貼っていき、自分仕様のエンディングノートを作り上げていくスタイルです。
ノートを書き始める前に、越えなければならないハードルがあります。
ノートを準備する。
ペンを準備する。
このシール式のやり方を理解する。
ガイドブックをよむ。
何を書くかを考える。
どんな風にシールを貼るかを考える。
シールを貼る。
必要な情報を整理する。
書く。
時間を作る。
人によっては、簡単にできることも多いかもしれません。
全てが無理なこともあるかもしれません。
これ以外にも、ハードルがあるかもしれません。
歳とともに、難しくなることが増えてくると聞きます。
年代が上になると、これら全てが難しいと思う人も増えてくるのかなと思います。
もし、下の世代が親世代に書いてほしい場合、これらハードルを取り除いてあげる必要があると思います。
書くことも難しいとなると、下の世代が、聞き取りをしながら書いていくことが必要になります。
書くことだけならできるということであれば、シールをノートに貼ってあげて、何を書けばよいかまでを教えてあげると、楽に書き出せるかもしれません。
どこが、面倒くさいというハードルになっているのか、考え、サポートすることは大事だなと、今回思いました。
そもそも、なぜ上の世代に書いてほしいと思ったのかを考える
「親世代に、エンディングノートを書いてほしい!」
私も、そう思っている一人です。
では、なぜエンディングノートを書いてほしいと思っているのでしょう?
その理由は、人それぞれ違っていると思います。
◎私が、親世代に書いてほしいと思う理由
・情報をまとめておいてほしい
財産情報、不動産情報、銀行口座、クレジットカード、各種契約などの情報がまとまっていると安心だなという気持ちがあります。
・親のことを知っておきたい
親であっても、わからないことがたくさんあります(自分のこともですが)。今の、親自身のこと、考えていることを知りたいという気持ちがあります。知っていることで、一つでも親を満たせる機会ができるかもしれないからです。
なぜ、親にエンディングノートを書いてほしいのか、一度考え、言語化してみてください。
なんとなくではなく、ちゃんと自分の気持ちを言葉にしてみる!
そこが、明確になると、すすめ方やサポートのやり方も変わってくるかもしれませんね。
stand.fmでも、エンディングノートをすすめたときのことをお話しています。よかったら、聞いてみてください。